訂正:この鳴霞氏の情報は信用できないので、このブログの内容は撤収します。(2021年8月9日)
水間条項TVは、私の評価では、中国系日本人(帰化1世)の鳴霞さんからの情報を中心に、日本国民の利益確保の為に、分かりやすく中国情報をながしている。今朝視聴したのが、表題の記事である。https://www.youtube.com/watch?v=7WZFC1syo7U
石正麗研究員は、Bat Womanと同僚から呼ばれていた、武漢BSL4(bio-safety level 4; P4) の研究室でウイルス研究を行っていた世界有数の研究者である。今回の新型コロナ肺炎(COVID-19)の原因ウイルスSARS-C0V-2を作った人ではないかという疑いの渦中にある人物でもある。https://news.so-net.ne.jp/article/detail/1963134/
昨日、鳴霞さんから電話で水間氏に伝達されたようで、その解説が今回紹介の記事である。https://www.youtube.com/watch?v=jrDSiB-q6xQ&t=51s
その中で、水間氏は中国公安次官孫力軍の逮捕と関連付けて解説している。公安次官が手引をしたのではないかという意味である。そこで、検索してみると、孫力軍の逮捕は、読売と産経の二紙のみに掲載されていることが分かった。(このような事実も、新聞を評価する上で重要である。)読売は、以下のように書いている。
中国共産党の汚職摘発機関・中央規律検査委員会は19日、公安省(警察)の孫力軍スンリージュン次官(51)を重大な規律違反と法律違反の疑いで調査していると発表した。
その逮捕の理由だが、一週間程前の中国語のYouTube動画サイトで、武漢のP4実験室の秘密を漏洩した疑いで取り調べ受けているというがあった。漢字を見ればその意味はだいたい分かるが、google翻訳で確認した。https://www.youtube.com/watch?v=V7pBUFq7mmQ
従って、水間氏の解説の通り、石正麗氏が家族とともに中国からフランスに脱出できたのなら、この孫力軍公安部次官の手引があってのことだろう。そうすると、この孫力軍という人が江沢民派であり、習近平と江沢民派との対立の図式が基本的に大事だということになる。(補足1)これは、ケイさんの動画の評価の上で重要である。もし、SARS-CoV-2ウイルスがP4から漏洩したのなら、この対立と無関係ではないかもしれない。
石正麗氏のコロナウイルス研究は、サイエンティフィック・アメリカンのニュースに掲載されている。全文公開であり、英語が読める人にはお勧めの記事である。
ここでは、石正麗氏の活動を雲南省などの洞窟でのコウモリを追いかけて、採血や排出物の採取などの様子が書かれて居る。(補足2)この文章は、石正麗氏の科学者としての活動が中心であり、その内容からは生物兵器の研究という側面は全く感じられない。
以上、ほとんどランダムにいくつかの話を細い糸で繋げて書いた。
補足:
1)以前のケイさんの動画では、習近平派と江沢民派の対立の図式は、中国政治の理解の上で適切ではないという話があったが、その点はもう一度確認する予定。中国政治を解説をしている多くの人は、この対立の図式を用いている。その鍵は、王岐山副主席が中心になって展開した、習近平政権による腐敗摘発「トラもハエも叩く」である。叩かれた虎は黙っていないだろう。ただ、大虎(温家宝など)は叩かないのが、これが茶番であることの証明である。
2)この記事から、重要なヒントを得た。石正麗氏の言葉だったとおもうが(後ほど確認して間違っていれば訂正する)、この種のコロナウイルスは雲南省など中国南部の森林で見られるもので、今回のコロナ肺炎が中国中部の武漢で流行したのは意外であったという話である。つまり、最初の患者が武漢の海鮮市場との接触のないところで発生したことが確認されているので(この論文も石正麗氏のものだったと記憶する。)、中国政府の一連のこの肺炎に関する説明は非常に不自然である。
追記:なお、昨日の記事で、大国の棲み分けを書いた。その約束(契約)は、お互いに重大な秘密を持ち合い、それらを公表しないことである。ロシア(ソ連)と米国の棲み分けに関して、例をあげる。ソ連は、アポロ計画においてアームストロング船長の月着陸は米国の捏造であることを知っている。この嘘は、ロシアから宇宙ステーションに行った日本の宇宙飛行士が喋っていたと記憶する。