今、テレビで小保方晴子X瀬戸内寂聴対談について、武田邦彦氏が小保方弁護を展開しているが、その論理は完全に間違っている。

科学論文には、後になって科学界で受け入れられるものと、拒否されるものの両方がある。実験結果も、後になって間違っていると分かる場合もある。結果として間違った論文を発表しても、武田氏の言う通り批判すべきではない。

しかし、小保方さんのケースで批判されているのは、データを偽造したことが明らかになったからである。「あなた、論文を読んでいないのに、どうして批判できるのか?」とある批判者に武田氏が言ったというが、重要なデータの偽造(画像差し替え)が明らかになったのなら、批判する上で論文など読む必要はない。

この件、過去のブログで、笹井氏の遺書に関する感想を書いた時に、詳細に書いているので、参考にしてほしい。http://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/41650960.html