そこまで言って委員会で今表題の件について放送しているが、拉致問題の解決には、北朝鮮、米国、中国、そして韓国による朝鮮戦争の終結しかない。そして、日韓との関係修復と同じプロセス:日朝の基本条約の締結、戦後賠償の意味の経済協力金の支払い、を経て関係改善をすることである。現在の両国間の関係は戦争状態(補足1)であり、拉致は長谷川さんのいう犯罪ではなく、戦争の一環とでも言える。(補足2)
つまり、拉致問題の解決には、米国の朝鮮戦争にケリをつける決断が必要である。その本質にアプローチしないで、拉致問題の解決が最優先課題だというのは安倍政権の無責任だと思う。http://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/42622974.html
上に引用した1月24日の記事を読んでほしい。
宮家さんは中国が鍵だと言っているが、彼は米国の意思を代弁している。鍵は米国である。米国の北朝鮮承認である。
補足:(追加)
1)戦線布告なき戦争状態。つまり、戦前のノモンハン事件などと同様である。日本は北朝鮮を承認していないので、北朝鮮による拉致などの事件は、国交があり犯罪人引き渡し条約がある外国人による犯罪とは異なる。
2)戦争中には多数の民間人が被害にあった。例えば、満州や千島でのソ連兵による民間人の襲撃は悲惨であった。現在、その加害者を通常の犯罪として裁くことはできない。もちろん、講和条約の際に問題として提起できるが。