北朝鮮を承認すれば、核兵器を放棄するだろう。なんども同じことを書く:
朝鮮戦争の休戦から60年以上たっているが、終戦にはなっていない。つまり、敵国であった米国や韓国は、北朝鮮が国連に加盟して久しいにもかかわらず、未だに北朝鮮の征服を諦めたということになっていない。
朝鮮戦争を現状で終戦とし、国境を確定して講和条約を結べば、北朝鮮が核兵器の開発などしなかっただろう。現在の異常な北朝鮮の姿は、米国らがその存在を認めなかったからだと思う。
なぜ、60年以上たっても、朝鮮戦争を終戦として、北朝鮮の体制をみとめないのか?
米国がアジアに混乱の種を残したいというエゴに原因があるのではないか。マッカーサーが朝鮮戦争のときに更迭されたことに関係があると思う。それは、マッカーサーは怒って議会で日本の戦争は自衛の戦争だと証言していることでもわかる。
北朝鮮が中国にたいして持つ不満は、米国との仲立ちとなり、朝鮮戦争の終戦と韓国、米国、日本等との関係正常化の道を開いてくれないことだと思う。六カ国協議でのこれまでの話は、警官たち5人が一人の男(多少怪しげではあるが)を取り囲み、命の保障をしないで武器を捨てろというようなものである。
解決する気になれば、それほど難しくない。北朝鮮を承認したとして、米国は一体なにを失うのか?相変わらず、テレビではいい加減なことを言っている。