昨年12月28日の従軍慰安婦問題日韓合意は、官僚が米国と作った脚本を自民党政治家という人形が演じた劇である。安倍総理も脚本が異なれば全く異なった役を演じる人形にすぎない。昔の脚本で河野談話に批判的だった安倍さんが、今回の脚本では、河野談話を超える卑屈且つ事実を無視した韓国との合意を演じたのがその証拠である。
 
数年前の民主党政権が短期間に終わった理由は、自分たちが政治家であると勘違いしたためである。もちろん政治家としての十分な資質と知識を持っておれば、政治家として振舞うことが可能だったろうが、自民党議員たちと同程度の能力しかなかったのである。つまり、鳩山由紀夫さんは宇宙人であることは確かだが、少なくとも人形ではなかったのである。


通常国会で自民党議員はこの件で質問する人はいないだろう。人形なのだから。

南沙諸島の中国に向かって自衛隊に出動してくれと米国から要請が出れば、自国の判断として、安倍政権は自衛隊を出すだろう。それも人形のように、何の心理的抵抗も感じずにやるだろう。