TBSニュースのネット版によると、国連総会の委員会で2日、核兵器廃絶を目指す決議案が採択された。この決議案は日本が主導したもので、今年は新たに、世界の指導者や若者らに被爆地の訪問や被爆者の証言を通した理解を促すことが盛り込まれた。
 
この決議案には、中国、ロシア、北朝鮮が反対した。核兵器廃絶の提案に対して反論は難しいが、被爆地への訪問を促す項目を入れることにより、中国などに反対ができ易いようにしたようだ。
 
何故、広島と長崎への訪問を促すような項目を入れたのか、さっぱりわからない。中国の反論を聞いて、不愉快な思いを多くの日本人は持つだろうし、多くの米国人は密かに喜ぶだろう。
 
核兵器など廃絶できるはずがない。そのような無駄な提案の主人公になって、日米の火種を再確認するようなこと、更に、地下深くでの米国と中国の繋がりを仲介するようなことを何故するのか?非常に愚かなことだと思う。