▼処世術だけで出世するリスク
どこの会社の部署や会社でも一人はいると思うのですが、
特に実力があるというわけでもないのに、
出世してしまった人。
サラリーマンにおいて上司にかわいがられるというのは
一つの能力だとすれば、
彼らも立派な才能の持ち主です。
そこにやっかみや嫉妬を持つのはご法度です。
処世術だけで出世したかったら彼らがどのようなマインドセットで
上司にかわいがられるようなゴマをすっているのか、
自分なりに分析し、そして自分なりの戦略で上司にいかにかわいがられるか
ということを戦略をもって挑めば良いと思うのです。
ただし、肝心な実力もないのに、
そのまま出世した場合、
その職場には色んな意味である悲劇が生まれます。
▼実力不足が職場の不和を生む。
中国の冷徹な君子論、韓非子では君子、つまり上司が大切にしなければならない
心得の一つにこのような事をあげています。
「人を出世させるときや罰を与えるときは、自分の好き嫌いでは決してするな。
周囲の人が賞賛してはじめて出世させ、実際に何か罪を犯したという事実があって
はじめて罰を与えろ。」
処世術のみで勝ち上がった人というのは、
実は韓非子が絶対にやってはいけないという、
上司の好き嫌いによる出世というわけなんです。
その人自体に実力があれば何も問題ではないのですが、
力量が無い場合、いろんなところからその部署にほころびが生じ、
そして不和を生み出します。
自分に実力がない人の特徴は
まず成長し、実力がある部下の実績を評価しません。
そして自分の上司にも良い報告などは一切しません。
むしろ、自分を脅かす存在として足を引っ張ろうとやっきになります。
そうなると部下はこんなに実績をだし、
仕事量も多いのに、正当に評価されないのかと
落胆しやる気を失ってしまいます。
それに比べ、実力がある上司は部下の成長を心から喜びます。
何故なら、自分の部下が育てれば、自分のポジションをその部下に
明け渡すことができ、さらに自分は上を目指せるからです。
▼実力がある部下のモチベーションを下げるのに必死な実力不足社員
それだからといって仕事にやる気を失ってしまう人がいますが、
それだと実力不足社員の浅はかな戦略の思う壺なんです。
実力のある社員のやる気を失わせるのが、
彼らの唯一の生きる道なんです。
でも、そんな浅はかな戦略に決して乗ってはいけません。
コツは彼らに背中を向けて仕事をする
そういうつもりで仕事をしましょう。
そんなことをしたら、彼らの機嫌をそこねたりするじゃないだろうか
なんて考えなくていいです。
どうせ後輩や部下の仕事の足を引っ張るような事に必死になっている
人は例え今はたまたま出世しているだけだとしても、
2、3年もすればほっておいても落ちていくでしょう。
実力不足社員の前では、一旦やる気の炎は消えているかのように見せながらも
その腹立たしさを自分のスキルアップのモチベーションに変えましょう。
ではでは。