その後(大動脈弁閉鎖不全症) | 眼窩腫瘍・・・ 君の名は腺様嚢胞がん

その後(大動脈弁閉鎖不全症)

再発の疑い(実際には、ほぼ再発)の時期に
ストレスからの暴飲暴食の結果、

体重が増加していきました。
あ、屁理屈です、単に自分が原因を作っていました。

 

そして放医研で準備のため数日入院したときのこと。
(治療は通院でしたが準備段階は入院をしています。)
高血圧のため降圧剤を処方されました。

体重増が原因で減らせば血圧も下がるだろうと
軽く考えていましたが、薬の効果もあり、
すぐ血圧は安定しました。

 

ただ医師からは重粒子線治療後も血圧の制御のため
服薬が必要、循環器内科で診てもらうことを勧められました。

 

循環器内科では、高血圧以外に、心肥大、心雑音、血液の逆流を
診断されてしまいました。
そして血圧の制御はここで行い、
心疾患については都立墨東病院の心臓血管外科で

診てもらうとこになりました。
ここの心臓血管外科は自治医科大学の系列病院と

なっているようです。

 

2018年8月 初診
病名は、大動脈弁閉鎖不全症。
私の場合、先天性の二尖弁が原因でした。
大動脈弁閉鎖不全の状態の場合、動脈に血液を送り出しても
心臓へ逆流を起こし、心臓に負荷をかけ、

やがて心不全に陥ることになります。
がん治療後のケアの状況を見極め、1年程度の経過観察・手術の
診断となりました。

 

2019年3月
心臓手術が癌治療に影響を及ぼすことは無いという
放医研医師の見解も受け、
次回検診時に具体的に手術を計画することになりました。

 

2019年7月 

(一回目の手術延期)

なんと主治医が異動することになりました。
そのため新たな主治医の着任後に改めて
手術を計画することになりました。
手術が厭な私にとっては好都合でした。

 

2019年9月~12月
新たな主治医が自治医科大学附属病院から異動・着任されました。
異動前の附属病院の役職名からトップクラスの方と伺えます。
手術は、来年3月に行うことが決まりました。

 

2020年2月
手術前の最終外来です。
しかし、なんと手術室の工事が急遽決まり、
手術日程は次回決めることとなりました。

 

2020年3月

(二回目の手術延期)

手術室の工事が終了しましたが、工事直後の手術室での
大手術はリスクが大きいということで、
5月頃に手術を行うことになりました。

 

2020年5月

(三回目の手術延期)

手術の時期ですが、新型コロナ感染拡大の影響で
病院は4月から診療体制を縮小していました。
5月中頃に通常診療体制に戻りましたが、
緊急性の高い患者さんから対応となり
7月に手術することになりました。

 

2020年7月
大動脈弁を人工弁に交換する手術を受けました。
医師・看護師の皆さんに大変お世話になりました。
感謝の気持ちだけです。

手術日が3度も延期になって多少の不安もありましたが。(笑)

 

2020年8月 

退院後の外来。
特に問題はありませんでした。

退院後、すぐ日常生活・近距離の外出等は

何の不自由なくできています。

 

次回の外来は10月の予定です。
検査結果により服用している薬が減っていくようです。
全ての薬の服用が無くなるのは1年程度かかるらしいです。

 

以上が私の厄年(前・本・後)で受けた治療の報告です。