重粒子線治療装置の原理とは その1 | 眼窩腫瘍・・・ 君の名は腺様嚢胞がん

重粒子線治療装置の原理とは その1

副作用(早期有害反応)は進行中です。
山場を超え、収束の見込みがついたらブログの記事にしたいと思います。
写真付きで・・・


・・・見たくないですよね。(笑)

副作用は、殆どが皮膚反応だけですので、
特に日常生活には問題ありません。

まぁ、電車内等で若い女性が、私の目の周りの赤みや腫れを、
見た瞬間に少し身を引くときの精神的な落ち込みを除けば・・・(悲)


さて、今回は、重粒子線治療装置の原理を解説したいと思います。

実は、良く分かっていないのですが、
他人に教えることは、自分が理解する早道ということもあるので、
あえて、大胆に書いてみたいと思います。

もし、少しでも分かった気になって頂けると嬉しいです。
しかし、嘘だろうが何だろう、言い切った表現で書きますが、
誤り、曖昧な内容が含まれていてもご容赦願います。


そもそも、
通常の放射線治療と重粒子線治療との差は、
癌細胞を狙い撃ちする「玉」が、
「電子」か「炭素原子」であるかの違いとなります。

普通の放射線はエネルギーを失いどんどん進んでいくのに対し、
重粒子線はエネルギーを温存しながら進み、
止まる瞬間に大きなエネルギーを発散して止まります。

その性質を利用することにより、
「がん」の前にある組織、後ろにある組織への影響を最小限にして、
しかも、「がん」に対して大きなエネルギー(癌をやっつける力は3倍)を
当てることができます。

ちなみにエネルギーが最大になるところを「ブラッグ・ピーク」と
呼ぶそうですが、何故こういう性質があるかは、
私に聞かれても分かるはずはありません。

以下は、放医研から勝手にお借りした上記説明を図示したものです。




では、重粒子の誕生から消失まで、順番に書いていきます。


「かえる」の子は、「おたまじゃし」。
「トンボ」の子は、「ヤゴ」。
「鮭」の卵は、「イクラ」。
「ニシン」の卵は、「数の子」。

では、重粒子の子供は? ・・・ 炭素イオンです。
イオンと言っても、ジャスコの持株会社ではありません。

通常、原子は、+の電荷を持つ陽子、電荷を持たない中性子が
詰まっている原子核の周りを
-の電荷を持つ電子が回っていて、
+と-の電荷の数が等しく、電気的には安定しています。

ここまでは、中学生の理科の知識です。
次は、高校生の物理の知識かな。

その原子に高速な電子をぶつけることにより、
原子の周りを回っている電子を剥がしてしまうことができます。
そのとき、原子は+の電荷の数の方が多くなり、電気的に+となるわけですが、
このような電気的に安定していない原子をイオンと言います。

重粒子の場合、電子を2個剥ぎ取った炭素イオンを用いるそうです。
この炭素イオンが重粒子線へ成長していきます。


・・・続く