手術当日 その5 | 眼窩腫瘍・・・ 君の名は腺様嚢胞がん

手術当日 その5


手術室を出た直後に、
妻と7時間ぶりに再会した記憶はありますが、
ただ、その後病室までの移動の記憶はありません。


手術室に入ったのが、12時50分、
手術開始が13時20分、
終了が18時50分、
病室に戻ったのが19時50分頃らしいです。
実質の手術時間は5時間半となります。


部屋に戻ってから、
大量の汗が出るのは収まりましたが、
時折やってくる長時間の排尿感、
一応膀胱が空っぽになると気分は良くなりますが、
眼圧を下げる点滴の副作用が
利尿作用なので、苦しみは波のように
引いたり、押寄せたりします。


幸い、痛みや吐き気は点滴でコントロールされて
いるのか、まったく何ともありませんでした。


しかし、非常に息苦しさを感じていました。

酸素マスクが付けられているのですが、
鼻と口を覆うマスクが小さいので、
吐いた息がその小さなマスクに開けられた
空気穴から排出されにくく、
マスクを外していた方が楽でした。

手術後の血中酸素濃度は非常に低かったようです。
経験はありませんが、
高山病のような辛さを感じていたのだと思います。

妻は遅くまで病室にいてくれましたが、
話しをする元気も出ませんでした。


21時頃には、先生が回診に来て、
手術について説明をして頂きました。

・腫瘍は殆ど取り除いた。

・筋肉にも付いていたのもできるだけ剥がしたが、
 そのせいで目の動きが悪くなる場合もある。

・腫瘍を剥がすとき血が出た。

・一般的に血が出ると腫れが大きくなることが多い。

・血が出ているので、圧を逃がすため、
 傷口はキツクしばっていないから、
 少しの間、傷口から血がでる。

というような事を説明してくれたと思います。

辛い状況で余り明確には覚えていません。
手術直後後に、妻には取った腫瘍を見せて
同様の説明をしてくれたそうです。

肝心なことは、余り覚えていないのですが、
酸素マスクを外している私を見て、
先生が緊張を解すために、
言ってくれた詰らない冗談は良く覚えています。(笑)


「最近流行っているでしょう?
1時間何千円の酸素バーとか・・・
今晩は使い放題だから、使った方がお得だよ!」


・・・でも、本当に無い方が楽に息ができるのですが。