「若いアメリカ」という雰囲気を感じるのは、1950年代から60年代。
その頃に誕生したものといえば、テレビやロックミュージック。
マクドナルドもその頃に誕生した。
テレビはアメリカが世界に先駆け放送を開始し、ショーやドラマを作り世界に届けていた。
そんなショーを彩った代表格は、エルビス・プレスリー。
音楽や映画は、すべてアメリカを起点としていた。いかにも「若いアメリカ」感じる時代である。
そんな時代を生きた ラッセル・ベイカー(Russell Baker) のエッセイを拾い読みをすることがある。

このラッセル・ベイカーは、1962年から1998年まで「ニューヨーク・タイムズ」
のトップコラムニストだった。
いわば、若いアメリカを体現した人物とも言える。
そんな彼のエッセイによると、アメリカ社会は、昔から早起きをよしとする風潮があるという。
早起きは、人を健康で金持ちで利口にするという信条があるものだという。
遅く起きるというのは、
そういう意欲に欠けている欠格者というレッテルを貼られかねなかったという。
英語のことわざに、"An early bird catches the worm. (早起き鳥は虫を捕まえる)
というが如く、有能なビジネスマンには「ボヤボヤしないで早く仕事をしろ」
という風潮があったという。
一方、先日読んだアンディ・ウォーホルは、
ほぼ同時代だが、豊かなアメリカの時代の申し子のようなところがある。
彼の言葉に「今のアメリカ人は、売ることよりも買うことが好きなんだ」とあった。
実際にアメリカは、ビジネスも好きだが、買うこと、消費することが、もっと好きなようである。
そのためか、アメリカ商務省が先日発表したところによると、
貿易赤字が大幅に拡大。
貿易赤字の解消を目指したトランプ氏の計画は、功をなさなかったようである。
アンディ・ウォーホルが語った「アメリカ人は、売ることよりも買うことが好き」。
貿易赤字の原因は、こんなところにありそうだ。
アメリカ人の嗜好は、変えられないのか。
「ボヤボヤしないで早く仕事をしろ」
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