首を洗って待ってろ! | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

アルベール・カミュの作品に『ギロチン』と題する著書がある。
ギロチンは、もちろん「断頭台」のこと。
フランス語では、"guillotine(ギヨチーヌ)"と女性形で呼ばれているが、この発明者としてその名を残しているのは、内科医で国会議員だったジョゼフ・ギヨタン(Guillotin)。
正確に言えば発明者というより彼の勧めでこのデバイスが設置されることになったものらしい。
また、彼がギロチンにかかって死んだという説が一般的だが、それはいわゆる都市伝説。
その後、帝政期まで生きていたらしい。
この"guillotine" が注目されることになったのは、フランス革命(1789年)当時。
多くの人を次々と処刑するために使われたもの。
フランスでは、その後も存続を続け1939年までギロチンによる公開処刑が行われていたという。
アルベール・カミュ『ギロチン』

カミュは、この著書で実際に行われた処刑のことを記述し、
死刑は国家による「計画殺人」であるとして、理不尽、不条理として批判している。
カミュは1960年に亡くなっているが、その運動ゆえか、死刑廃止の方向へと向かい、
最終の死刑執行が1977年。死刑廃止が法的に決まったのは1981年。
日本は、死刑を認める少数派の国になっているが、
理不尽な形で命を奪われた被害者家族は、死刑制度がなくなると憤懣やる形なしになる。
日本では、そんな思いの支持の方が今のところ多いようだ。

このギロチン処刑執行する人は「ムッシュ・ド・パリ」と呼ばれていた。
まるで、パリの名士や貴族のような名称。
実際、代々伝えられる名門家が執行していたという。
イギリスでも死刑は廃止されているが、それ以前はパブの主人がそれを執行していた。
執り行われたその日は、お祭りのようにそのパブが賑わったという。

フランス革命の直後結成されたナポレオン軍は実際、強かったが、
ことのほか近隣諸国から恐れられていたのは、一つのウワサから。

そのウワサとは、戦場に「ギロチン」を持ってきて、相手兵士の首を切っているというもの。

そんなモン、ワザワザ持っていくか?!

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<了>