ダサい、ダラシないは、許せぬのじゃ! | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

紫式部と清少納言は、平安時代のほぼ同時代を生き、文章力においても才気煥発な二人。
だけども、歴史上の人物としての人気の面では、紫式部の圧勝といったところのようだ。
それが現れているのは、『百人一首』絵札。
多くの姫札があるが、清少納言だけは、後ろ向きに描かれて長い髪だけ。
横顔すら描かれていない。
それらは、もちろん後世の人が描いたものだが、
これは清少納言に対して、高慢でスノッビーといったものを感じた結果のように見える。


実際のところ、清少納言はファッションセンスが良かったのではないかと思われる。
それは、『枕草子』の105段から類推できそうでもある。
この段の冒頭部を抜粋すると、
「衣(きぬ)の背縫い、片寄せてきたる。またのけ頸(くび)したる。
例ならぬ人の前に子負いて出きたる。法師陰陽師の紙冠して祓へしたる」
と出てくる。
これをわかりやすく言うと、
「着物の背縫いがしっかり中心に合わず、片側に寄ったり、
抜き衣紋など、頸のところをずらして着たり、
たまたま、子供を背負って出て来たりしている姿や、
陰陽師が紙の冠をつけてお祓いをしている格好は、どうも見ても不格好だ」
こんな表現がなされている。
つまり、人の着こなしが気になるらしい。
こんな人は、たいていファッションセンスもいい傾向にある。

今の世の中にも、人の着こなしが気になる人がいるようだ。
先日、SNS に、街で外国人のキモノの着崩れを、見知らぬマダムたちが修正、
という記事が出ていた。
たしかに、キモノは、着崩れるとだらしなく見える。
それを通りすがりのマダムたちが繕う姿が、画像と共にアップされていた。
お金も取らないことが絶賛されていたが、このマダムたちの気持ちは、
人のためというより、「見てられない」といったところがホンネだろう。

おそらく、清少納言も。

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<了>