元気だけがとりえ人間は羨望の的! | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

心理学用語に「至高体験(peak experience)」と呼ばれるものがある。
簡単に言えば「コレはいいぞ!」と思える体験のこと。
イギリスの評論家であり心理学者でもあるコリン・ウィルソン(Colin Wilson)が、
心理学者の友人からきた手紙を例に、この「至高体験」について書いている。
その友人は長い間、研究対象を「病んでいる人」としていた。
そこでは至高体験といったものが、まるでなかったが、対象を「健康な人」に変えたところ、
この「至高体験」を得ることができたと語ったという。
「病んでいる人」は、たいてい自分の病気のことしか話さない。
ところが、健康な人は、病気というペシミスティックなものを話すことがない。
明らかに幸福感が漂っている。
すなわち、健康な人に "peak experience" を感じたのだという。


そして、コリン・ウィルソンは、シャーロック・ホームズとワトソンとの会話も挙げていた。
その部分を抜粋すると、
ワトソンは、いつものように「タイムズ」をくまなく読んで、ため息をついた。
「ありきたりのことばかりだ。
ところでホームズ君、マンクロフト卿が亡くなったが君は彼を知ってるかい?」
「ああ、もちろんだとも。あれは奇怪千万。今まで知る限り奇々怪界の出来事だった。
この話、聞きたいかい?」
ワトソンは、今まで眠そうでたまらなかった目が一転、見開いた、
というもの。
これも一種の "peak experience" の前兆期とも言えるもの。

年を重ねれば重ねるほど、こんな「至高体験」というものから遠ざかるようだ。
当方も、いわゆる高齢者の一人。
気持ちの高揚感というものがまるでない。周りの同年代も同様。
もはや「至高体験なんて」と、いったところである。
ところが、最近出ている広告が目に止まった。
「シニア・タレント志望の方を募集中」という記事。
「60代、70代のテレビCMモデル、お笑いタレント、広告モデルをこれから始めたいと考えている新人を募集中」とある。
ウダウダと病気や将来を案じるより「当たって砕けろ!」(死語)

「至高体験(peak experience)」は、こんなところにありそうだ ( ^ω^ )

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<了>