ドレミファそらごと〜♪ | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「この画像はAiで作成しました。拡散しないでください」
こんな言葉と共にSNS 上に有名人を使って本物らしく作られた画像がアップされていた。
「拡散しないでください」と言うのならアップすべきではないハズ。
これが、やがて「Aiで作成しました」の文字がなくなり、
何者かによってまこしやかに拡散されることになるのだろう。

それで思い浮かぶのは『徒然草』73段にある一節。
「世に語り伝うること、まことはあいなきにや、おおくは皆、虚言(そらごと)なり」
というもの。
この意味は、世の中に伝わっていることのほとんどは、根も葉もないウソばかり。
これは、鎌倉時代に編纂された吉田兼好の随筆。

また、1978年に寺山修司が発行した『寺山修司の仮面画報』 の一節に、
「写真とは、『真を写す』のではなく、『偽を作る』のだ」と出てくる。
いかにも寺山修司の言葉らしい。
「寺山修司の仮面画報」1978年版

写真は、やはり曲者。
Ai 時代の今日、その時代よりも、はるかに容易くニセ画像を作成することができる。
その上、ひとたび情報が流れると、それが瞬く間に拡散してしまう社会でもある。
そんな脅威に溢れている。

ニセ情報を、た易く信じてしまう社会の住人の意識は、
鎌倉時代も今も、そして、いつの時代も何ら変わらない。
『徒然草』の、この段(「虚言(そらごと)多き 世の中」) の結びには、
「偏(ひとえ)に信ぜず、また、疑い嘲(あざけ)るべからず」と表現されている。
この意味は、「無闇やたらと信じることをせず、
疑問や疑念を抱くことを軽蔑したり馬鹿にしたりしてはならない」。
すなわち、ここに疑問を感じるべきだ。

毎日入る大量の詐欺メールにニセ情報。

「おおくは皆、虚言(そらごと)なり」

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<了>