フランスの小説家・アンドレ・ジッドは、「小説」を幾つかのカテゴリーに分けていた。
大きく分ければ三つ。
単線的なストーリーの作品をレシ(Recit=物語)。
諧謔的な(かいぎゃくてき=笑いのある)作品をソチ(Sotie=茶番劇) と呼び、
本格的な小説をロマン(Roman)としていた。
彼の作品のほとんどを「レシ」に分類し、「ロマン」としたのは、
『贋金つくり(Les Faux-monnayeurs)』のみ。
彼のレシ作品の中で描かれた "Acte gratuit" と呼ぶ無動機の行為は議論を呼んだ。
フジタが描いたジッド日本語の「小説」という言葉は中国語に倣っているようだ。
後漢の時代には、もはや小説という呼び方がなされていたというから、
もはや2000年ほどの歴史ある言葉ということもできる。
小説の文字を構成している「小」の文字は、決していい呼称ではない。
小人(しょうにん)の意味が、心の貧しい人、などのように、
小説は、とるに足りない価値のない「話」という意味となる。
これは中国の皇帝が一般市民たちはどんなコトを考えているのかを探るために
木っ端役人を使わして、世間話や巷のウワサなどを書かせたところから、
「とるに足りない話」として「小説」の字を宛てたという。
10月になると「ノーベル賞」が順次発表される。
まず医学・生理学賞、物理学賞、化学賞、そして文学賞の発表となる。
その文学賞の受賞者のほとんどは小説家。
発表の後、受賞者の作品が書店のトップに並べられことになる。
2017年はカズオ・イシグロ、昨年は韓江(ハン・ガン)と、東洋人が受賞。
大いに話題となった。
アンドレ・ジッドも、1947年に受賞している。
今年は、どんな「とるに足りない話(?)」が話題となるのか。
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