この変なおじさん、ダリだ? | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

スペインの画家であるサルバドール・ダリ(Salvador Dalí) は、
シュルレアリスムの代表的な画家。
自分を天才と嘯(うそぶ)いて憚(はばか)らない言動や
大きく見開いた目、上にピンと伸ばしたヒゲなど奇抜な風貌などで知られる。
ダリ、ペットのオセロットと

これらをとっても、何とも尋常でない雰囲気が漂っている。
自らの作風を「偏執狂的批判方(Paranoiac Critic)」と言い、絵の一つ一つにも、
それらしい妖しさが漂わせている。
彼の代表的な作風の一つに、溶け出した時計がある。
溶け出した時計

なんとも型破りで荒唐無稽さを感じるものばかり。

荒唐無稽と言えば、落語。
そこに出てくるものは、道理に合わないものばかり。
そんなネタの一つに『火焔太鼓』というのがある。
ネタを紹介すると「主人公の古道具屋の甚兵衛は粗忽者(そこつもの)。
親から継いだ店で、まるで責任感のカケラもない。
家にあった火焔太鼓にハタキをかけようとして、太鼓をドドンと叩いてしまう。
そこに主君の赤井御門守(かみ)が通り、その音を聞いて、
「あの太鼓の音は、由緒正しき『火焔太鼓』に違いない。持って参れ」
と言われて、担(かつ)いで持参したところ、この太鼓が三百両で売れることになった」
という話。
このネタは5代目古今亭志ん生が仕立て直したもの。
それを息子の馬生が、火焔太鼓を持参する場面で、
人が担いでいくのは重すぎるとして、大八車にのせる噺(はなし)にしたところ、
志ん生から「だからお前はダメなんだ」と嗜(たしな)められたという。

ありえない世界を楽しんだり、「ちょっとおかしいんじゃないか?」
というのをおもしろがることこそが落語の世界。
ダリのゆがんだ時計を「ありえない」として、まっすぐな時計にしてしまったのでは、
何の面白みもなくなってしまう。

ありえない世界を楽しむことがアート。

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<了>