こち亀の両さんもイケてないよね。 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

1970年ごろの人気テレビドラマ『刑事コロンボ』の主役は、ピーター・フォーク。
ロサンジェルスの市警・殺人課に勤務する刑事として描かれている。
よれよれのコートを着て、いかにも風采の上がらない刑事。
それとは対称的に登場する犯人は決まってセレブと呼ばれるようなスマートでクールな人物。
そして、善人ヅラをしつつ完全犯罪をもくろんでいる。

ドラマの手法としては「倒叙物」と呼ばれる形式。
まず、画面に現れるのは、殺人にいたる緊迫したシーンが描き出される。
その後、殺人現場に急行するコロンボ刑事が現れて、謎解きをしていくドラマ展開となる。
視聴者はあらかじめ犯人とその犯行を知っている。
コロンボは、このまま犯人に騙されてしまうのかと思わせたり、
犯人側の緊張や焦り、心境の動きなど、
カメラワークを通して視聴者側が見て取ることができる面白さがある。
殺人者は、大学教授や映画監督、アーティストなど、いずれ違わず、その道のプロ。
知識を有していたり、世間的な地位や人気を得ている犯人は、
殺人課の刑事コロンボに対して傲岸な態度で接する。
コロンボはそれを逆手にとって、アホなふりをし矛盾点を暴き出し犯人を追い詰めてゆく。
いわば、セレブ気取りの犯人を追い詰めてゆく面白さがあった。

一方、話は変わるが、最近、世間で話題となっているのは『名探偵コナン』の人気キャラ・公安警察官の安室透役や『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役で知られる声優のこと。
本人のSNSなどには、そのキャラで登場し、まるで正義の使者であるかのように投稿しているというが、そのウラの顔は?ということが話題になっている。
正義ヅラをしてはいるが、、、実は、、、
ということらしい。

『刑事コロンボ』が高視聴率を得たのは、犯人の「バケの皮を剥ぐ」の痛快さ。
次第に暴かれてゆくウラの顔。
これがポイントのようだ。

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<了>