天国からいちばん近い地獄になってしまうのか... | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「天国にいちばん近い島」と呼ばれるのは、
今も南太平洋に浮かぶ島・ニューカレドニアを指す言葉として使われている。
厳密に言えば、ニューカレドニアの離島であるウヴェア島。
この島をモデルに森村桂さんが同名小説『天国にいちばん近い島』として小説を書き、
シリーズとなるほどに大ヒット。
1984年には、原田知世さんを主演として映画化され、
一躍、ニューカレドニアに対するフィーバーが吹き荒れることとなり、
日本からの渡航者が溢れるほどにもなった。
確かにウヴェア島は、珊瑚礁が作った白砂の海岸が40キロにも及び、
風光明媚で、まさに「天国にいちばん近い島」と感じる島。
 グランテールと呼ばれる本島にはヌメアと呼ばれるフレンチ・コロニーを感じる街がある。
そこには、フランス資本のコンドミニアムやスパーマーケット、五つ星のホテルなどが進出して、
フランス人にとっても「天国にいちばん近い島」を感じる豊かさがあった。
かつては、当方も毎年のように訪ね、現地での知り合いも多かった。

朝起きるとすぐ海で泳ぎ、市場で買い物をしたり、
カフェに行ったり、のんびりと過ごす生活はまさに天国に近かった。

それが、一転、ニュースではこのような惨状が映し出されていた。

新しい法律の成立をきっかけに、
フランス系住民と古い時代から住んでいる住民との対立が表面化したとも言える。

行かなくなって久しい時が流れたが、
かつての天国が戻ってくることを願うばかりである。

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<了>