地底人とLINE交換できるん? | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

世界中、至る所に古文書なるものがある。
かつてはロゼッタストーンもその文字の解明に窮したものだったが、
今は、コンピュータの進化にもより、様々な文字が解明されている。
ただ、『ヴォイニッチ手稿』と呼ばれる古文書は、今なお不明のままである。
こういった古文書は、それだけで、一つのロマンでもあり、
古代への夢をそそるものでもある。

そんな夢を与えてくれた一人が、SF小説を切り拓いた作家として知られるジュール・ヴェルヌ。
彼は、19世紀の作家で、『八十日間世界一周』『海底二万里』などを発表し、
それらの作品は、今なお世界中で読み継がれている。
その彼が1864年に発表した小説『地底旅行(Voyage au centre de la terre)』は、
古文書に関連したことからストーリーが始まる。
これは、地底にも人間の住む別の世界があり、そこに向けて冒険に出るという話。
そのストーリーを簡単に紹介すると、
「あるとき、古文書を見つけた。
それは、古代ゲルマン人が用いたルーン文字と呼ばれるもので書かれているというもの。
ルーン文字
ドイツのハンブルクでこの古文書を発見するが、多くの研究者に訊いてもなかなか解明できない。
この文字を見つめているうちに、もし、縦に配列すれば?
と思いつく。 
そのように発想を変えると、面白いようにその文字の意味が通じてくる。
やがて解明され、そこに書かれていたのは、地底世界があること。
さらに侵入できる箇所を見つけ出し、地底世界に向かう。
さて、その世界はどのようなものであったか?」
そんなものが描かれた小説。
すべては、古文書の「文字の解読」がカギとなった小説。

最近のニュース記事にも古文書の発見の記事もよく掲載されている。
ルーン文字が地底世界への入り口を示したように、
古文書は、それが書かれた時代への入り口を示すものとも言えそう。

これも一つのロマンだ。

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<了>