マッハ号と流星号、どちらがお好き? | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

1960年代に作られたアメリカのテレビドラマに
”タイムトンネル (The Time Tunnel) ”という番組があった。
これは、アリゾナ砂漠の地下深くに建造されたタイムマシン。
トンネルを抜けると過去の時代にワープするというもの。
二人の若い科学者であるダグとトニーが過去の時代を訪ねる。
ただ、この装置は確立したものではないので、
どの時代のどの場所かは、訪ねてみるまでわからない。
行った先は、沈没間近の「タイタニック号」や
「ハレー彗星」が地球に衝突すると言っていた時代のアメリカ。
はたまた、ギリシャの「トロイの木馬」などの時代にタイムスリップ。
そこで、窮地に陥った人たちを助けるというもの。

そのドラマ設定で意識されていたのは『タイム・パラドックス』。
これを一言で言えば、
「過去に戻っても歴史的事実は、変えられない」というもの。
この設定の中では、史実に残っているものに対しては、
歴史的事実を変えてしまうことのないように、
その条件の中で最大限に人々を救うというストーリー。
なかなかの配慮と見ることもできるが、考えてみれば、
ダグとトニーがその時代に存在しているということ自体が、
もうすでに『タイム・パラドックス』なのではあるのだが、、、。
そこは、ドラマ。
固いことを言っていたのでは、ストーリーは展開していかない、というところでもある。

そんなアメリカ・テレビドラマに、当時、熱狂しつつ見た憶えがある。

そう言えば、今年還暦を迎えるオーストラリア人講師と、かつてのテレビ番組の話となった。
その講師が、子供の頃、熱狂したテレビ番組は『マッハGoGoGo』と『Shintaro』だったという。
『マッハGoGoGo』のテーマソングは日本語の歌詞のまま放映されたようで、
彼は、この歳になっても日本語で歌えるのである。
そして、もう一つの『Shintaro』は何か?というと、
テレビドラマ『隠密剣士』。主役の大瀬康一の名が、Shintaro。
その当時、Shintaroは、オーストラリアでは、誰もが知る人気俳優。

オーストラリア人講師から『隠密剣士』を聞いたときには、
まるでタイムスリップ。
いくら、我々が、その世界に埋没して、その世界に言及しようとも、
『タイム・パラドックス』を気にする必要はない。

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<了>