やっぱり、タローちゃんも同じだ。 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

何を行なうのも自分のスタイルでないと気がすまない人がいる。
戦後に首相となった吉田茂氏は、そのような人物の典型であった。
葉巻をくわえている写真が多いが、この葉巻は最高級の"ハバナ"でなければいけなかった。
物資不足の折りでもあり、マッカーサーが気遣い、
自分のフィリピンの農場で生産した葉巻をプレゼントした。
吉田氏は、「私は、ハバナで」と軽く断ったという話がある。
かと思うと、首相になっても神奈川県大磯の私邸に住むことが多く、
そこから東京に向かう時に戸塚駅前の開かずの踏切にイライラ感を募らせて、
ついにバイパス(横浜新道)を造ってしまったりした。
ちょっと勝手すぎやしませんか?

ところが、そんな性格だから、できてしまうこともある。
サンフランシスコ講和条約の締結に関して、
どのような講和を締結するかで日本国内が紛糾していた。
吉田首相の考えに最も強く反対していたのが時の東大総長であった南原繁氏。
南原氏を『曲学阿世の徒 (間違った学問をひけらかして大衆におもねる人<史記>)』と呼び、
この強烈な一言で東大総長を一蹴してしまった。
強く押すところは強く押す。
これを貫いたとも言える。

吉田氏のエピソードの一つ、会いたくなかった客に居留守を使ったがバレてしまった。
抗議をする客に対して、吉田氏の返答は
「本人がいないと言っているのだから、それ以上確かな事はないだろう」

麻生太郎氏は、その孫。
派閥解散の話が出ても、「派閥解散?オレはしない」

やっぱり、同じ血が流れている。

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<了>