時間帯のせいで、これまであまり見る機会がなかった。
以前、よく見ていた頃は「大相撲ダイジェスト」なるものがあり、
それで見ていたものだが、それもなくなり、ほとんど見る機会がなかった。
ネット配信で見ることができることに気づき、数場所前から見ている。
それまで力士の名前すらほとんど知らなかったが、やっと少しはわかるようになった。
ただ、大相撲では、いつの間にやら突き押し相撲が全盛となり、
豪快な投げや小技を駆使した投げが少なくなっていることに驚いた。
我が気持ちとすれば、豪快な上手投げで決める力士が現れることに期待したい。
初場所と言えば、伝説的な力士・双葉山が、69連勝でストップとなったのが、
昭和14年(1939年)の初場所のことだった。
我が年代からしても双葉山はすでに伝説の人。
見たわけではない。ただ体躯的な記録では、身長179cm、体重128kgということなので、
今の力士と比べると、たいして大きくはない。むしろ、小さい方という事になる。
どれぐらい強かったとか、歴代の横綱で誰が一番強かったかをはかることはできない。
だけど、「双葉山は、土俵下で自分の相撲を待っているときも
土俵に上がったときも眉一つ動かさず、全くの無表情だった」
ということを耳にした憶えがある。
その双葉山が、安芸ノ海に破れた時、思想家の安岡正篤に
「ワレイマダ、モッケイタリエズ(木鶏たりえず)」と電報を打ったとされる。
この「木鶏は、中国の『荘子(達生篇)』に収められている故事に由来する言葉。
木彫りの鶏のように全く動じない「闘鶏」における最強の状態を言う」とある。
彼は、土俵に上がっても動じることなく無表情を貫いていた。
彼の目指す境地がそのようなところにあったが、
まだ、至らなかったことを悔いた言葉と言える。
また、彼の片目は、ほとんど視力がなかったとされるが誰にもそれを悟らせなかったという。
並みの力士ではない。
映画『燃えよドラゴン』の中でブルース・リーのセリフ、
「頭で考えるな、肌で掴め」というのがある。
双葉山が残した言葉は、
「相撲は身体で覚えて、心で悟れ」
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