歳のせいかそんな風に思えてくるようになった。
そんなことを思うと、古い時代の映画が思い出されてきた。
それは映画『市民ケーン(Citizen Kane)』。オーソン・ウェルズが監督した最初の映画。
彼の監督作品といえば、『第三の男』『オセロ』など、
主演にして監督といったスタイルが多い。
野球で言えば、プレーヤーにして監督。
そんなものに似ている。
監督がここ一番大事な場面で「代打、オレ!」を宣言する。
そして、タイムリーヒットを飛ばす。
そんなイメージかもしれない。
この映画『市民ケーン』は、一代で新聞王となった人物が主人公。
新聞事業を拡大すべく戦ったり、信念に燃えて政府と戦ったり、
多くのスキャンダルを引き起こしたりしつつも、とてつもない財産を築き上げ、
動物園など様々な事業拡大をした人物の生き様を追って行く。
ただ、晩年に「ROSEBUD(バラのつぼみ)」という言葉を残す。
誰もその意味がわからない。
彼が死して、全てのものが処分され、燃やされていく。
そのひとつ、おそらく子供の頃に使った橇(そり)が炉にくべられて燃やされてゆく。
その橇がズームアップされるとその橇に裏には「ROSEBUD」と書かれていた。
すなわち、貧しい子供の頃、買ってもらったあの橇だった。
それを後生大事に持っていた。
「なんでもない日常こそ真の幸せ」
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