ほなっ、民営化っ?! | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「民間にできることは民間に」
こんな言葉が主流になったのは、いつだっただろうか?と調べてみると
2001年の小泉首相の時代。
「小さな政府論」が元になった考え方。
「官」がやっている仕事がどれぐらい「民営化」できるか調査してみると、
市役所等も含め、ほとんど民営化が出来てしまうらしい。
民営化が難しいと言えるのは、わずかに、軍事・警察関係のみ。
それも高位に位置するものだけ。
今でも駐車違反の取り締まりなどの煩雑業務は「民」でやっている。

ロシアの軍事組織ワグネルは既に「民」。
「官」でも「民」でもかかるコストは同じだろうと思うが、
民営化した方がコスト削減にはなるようだ。
好例は、JR。 国鉄と呼ばれていた時代は、赤字のタレ流し体質だった。
一般企業となると、赤字を続けることは難しい。
遅い仕事となると「お役所仕事」などと言われる。
いわゆる官僚体質。

古い時代、19世紀の思想家J.S.ミル 『代議政治論』の中に、
官僚制の弊害について書かれている箇所がある。それを挙げてみると、
1)衒学 (解っていないのに知ったかぶり)的傾向。
2)教えた通りにしか出来ない。
3)木っ端役人によって独創性が妨害される。
確かにその傾向はある。

かつて、パナソニックの創業者・松下幸之助氏が「国が商売したらよろしいやん」
ということを言っていた。
国民から税金を取るのではなく国がお商売をして利益をあげて国民を食べさせるという発想。

幸之助さん、アンタは、エラい!

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<了>