学生の頃、強いレベルにまでなった記憶があり、
リタイアとなったのを機に、足を運ぶようになった。
碁会所は、かつては、老人の溜まり場のような雰囲気であったが、
昨今は若手棋士の台頭があるせいか、若い世代の来訪者も多い。
それでも、M氏が相手を見つけ、対局するのは同年代が多い。
対局するときに、いつも険しい顔をして碁盤とにらめっこしているわけではない。
むしろ、世間話などをしつつ、碁を打つ。これが一つのストレス解消法でもある。
今日も、M氏が覗いてみると、いつものようにY氏が居て、対局することになった。
そこに、決まって現れるのが、講釈たれのR氏。
見れば、3人とも同年代。やっぱり話が合うのだろう。
Y氏が二人に向かって、
「この間、末娘の結婚式に行ってきたんだ」
「そうか、親として、とうとう、お役目御免か。『これで何も思い残すことはない』
そんな心境だね?」とM氏。
「まあね」
すると、R氏が茶化すように
「娘さんの純白のウエディングドレス姿を見て涙ポロポロしてたんじゃないか?」
Y氏「そんなのは昔の話。今は、そんな湿っぽいシーンは全くないね」
R氏「純白のウエディングドレスか。これを着る習慣が生まれたのは、
イギリスのヴィクトリア女王から。それ以降、イギリス王室は決まって白になったんだ」
M氏「ほーっ」
R氏「それはね、白に意味があるんだ。白は、『希望と幸福』の象徴。
だから、花嫁は白」
M氏「花嫁の未来は希望と幸福に満ち溢れているんだね」
Y氏「そうか...。じゃあ、新郎は、どうなのかな、、、?
彼のタキシードは『灰色』だったなー。これは、いったい何を象徴してるんだ?」
R氏「新郎の未来ね、『灰色』?
う〜ん、微妙...」
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<了>