ブルーのパッケージに翼のついた兜のイラストが施されていた。
これは、いわゆる両切りで日本のものより太め。
刻みタバコの量も半端なく多かった。
この"Gauloises" という名称は「ゴール人の女」という意味の言葉だが、
形容詞的に言えば、陽気、好色、ざっくばらんなどの意味を持つ。
ある種フランス人の理想の典型を語るような言葉でもある。
「Gaul」は、いにしえのフランスを意味する古名。
イタリア語風に言えば「ガリア(Gallia)」となる。
地方的にはゴート(Gothe) と同義語に捉えられたりする。
ゴシックという言葉は、この”Gothe” から派生したものとされ、
「ゴート風の」が語源とされる。
ただ、ゴシックの語源に対して異を唱える人もいる。ゴシックの語源は、
そこになく、フランス語でスラングを意味する"argot"だと。
"Art gothiques" ではなく、実際は”argotiques" と綴る。
この"argot"の本当の意味は、
「自分たちの意図を外部の人に理解されないように使うスラング」。
実際にゴシック建築自身も、よくよく見てみれば、作風としては、
何か「意味深な」意図で作られている様子が漂っている。
そんなゴシックを定義すると、「闇、死、廃墟、神秘的、異端的、退廃的」など。
まさにゴート風とは一線を画しているのは明らかである。
では、本当の意味で「自分たちの意図を外部の人に理解されないよう」
にしていたものは何だったのだろうか?
それは「錬金術」かも?という話がある。
「錬金術」は、非金属を貴金属に変える秘儀。
これを人にわからないように表現しているのが、ゴシックということらしい。
それは「魂の変圧器作用」に類するものらしい。
変圧器といえば、ちょうど、電気の圧力が変圧器で変わるように、
魂そのものも、ちょっとしたことで変化することができる。
アミアンなどに造られたゴシック建築の中には、その秘儀が隠されているという。
機会があれば、その秘儀を探るのもよかろうというところである。
「変圧」を感じると言えば、フランス煙草のゴロワーズは、
煙そのものの重さや香りといい、かなり強烈。
そこにも「"argot"(自分たちの意図を外部の人に理解されないよう)」
な仕掛けが隠されていたのかも?と
今更ながら疑ってみる...
*無断転載を禁止します*严禁复制粘贴**
本"Boots strap"博文禁止复制粘贴。如有发现,本人将采取法律措施。
*2カ所のブログランキングに参加しています。
↓↓下のアイコンにポチッとお願いします。押すとランキングのページに行きます。お手間ですが戻ってきて、もう一つ下のアイコン(にほんブログ村)にもポチッとして頂ければ、、。

エッセイ・随筆ランキング
↓↓ にほんブログ村は、こちら。

にほんブログ村
フレンドリーでリーズナブルな外国語スクール
*外国語リニア
芦屋市大原町7-8-403
*ALEX外国語スクール
神戸市中央区旭通5-3-3 5F
<了>