生きるための癒し「ロゴセラピー」を探ってみる... | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

何かにつけて気が滅入るこの頃。
もちろん、それはアイツのせいであるのは間違いないのだが、
何かおもしろい、何か気の利いたエキサイティングなものはないだろうか?
そんなところで見つけたのが、
ヴィクトール・フランクルが提唱した「ロゴセラピー」。
フランクルと言えば、ナチス強制収容所での体験を著した『夜と霧』
が浮かんでくる。
目の前にある絶望との戦い。
そこで見出したのが上記の「ロゴセラピー」だという。
人には、どんな状況にあっても「人は自らの生きる意味を見出す」ことが必要だ、
として、それらを見出す手助けをし、心の病を癒す心理療法のこと。
我々人類は、今、コロナという得体の知れない怪物に
攻め込まれているようなところがある。
「コロナ疲れ」「コロナ鬱」などの言い回しもある。
そんな我々人類に、今必要なものが「ロゴセラピー」というものかも知れない。
これは、どんな状況にあっても幸福を感じ取ることができる力を持つこと。
その癒しの作用のことを「ロゴセラピー」と名付ける。
彼は収容所で入所者たちと「互いに一つはおもしろい話、ジョーク、
ユーモアのある話などを作る」ということを決める。
笑うことによって生きる上でのエネルギーを得る。
笑いこそ、生きる上では重要なこと。
わずかの間にせよ彼らはそこで自らの生きる意味や幸福を見いだす。
その辺りを説いている。

また、ラグビーの平尾誠二と言えば、伝説のラガー。
彼は負けが込んできた試合の最中に、決まって口走る言葉があった。
それは「面白(おもしろ)なってきたな」。
読んだ記事には、そのように書かれていたが、
実際の言葉のニュアンスを我が推測で言えば、
「オモロなってきたヤンケ」。
こんな言葉がメンバーを鼓舞したのか、一丸となってチームの逆転劇。
彼にとって逆境こそが醍醐味というところだろう。

「コロナの感染者が激増していますよ」などの言葉が耳に入ってくる。
だけども、そんな言葉に対して、怖じることなく
「オモロなってきたヤンケ」?!

彼のような、そんな不屈の精神で立ち向かっていく気概が重要だ。
それも「ロゴセラピー」...


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<了>