彼の時代の本当の雰囲気を味わうには時間が経ち過ぎていると思えてくる。
彼の後、ナポレオン3世によるパリの街並み大改革が進んだことが大きいようだ。
これがバルザックの時代を偲ぶのを妨げている。
その大改革というのは、狭い隘路のような通りをなくすこと。
これらの改革は、汚物が通りにあふれている状態を変革するという名目でなされた。
この真の目的は、警察などが通りに入り込んだ賊をバリケードを築かれ取り締まることができない。
そんな状況をなくすために仕組んだと言われている。
そのどちらにも効果があり、パリは一変した。
大通りから歴史的建造物を見ることができる景観を有した美しいパリが出来上がった。
時々、20世紀の写真家、
ロベール・ドワノー(Robert Doisneau, 1912年-1994年)の写真集を開く。
(彼の写真として最も有名なのは「パリ市庁舎前のキス」という作品は誰もが見知っている)
彼が撮った写真に細い路地でバリケードを築く写真がある。(1944年)
石畳を剥がし
バリケードを築く歴史的に見れば、この反抗的なパワーが「パリ」だという気もする。
太陽王と崇められたルイ14世でさえ、最も恐れたのはフロンドの乱などで豹変したパリ市民。
そのためにルイ14世はパリには住まず、ヴェルサイユ宮殿に身を置いたと言われている。
パリはそのような雑然と混沌とが同居しているようなところがある。
ドワノーの写真の1955年に撮影した”レ・アール” 。(意味は「市場」)
この雑然とした市場が1970年頃まで続いていた
まさにパリの胃袋と呼ばれた雰囲気があった”レ・アール” の跡地から様変わりして、今は、また新たなショッピングゾーンとなっている。
昔を知る人たちにとって、
このように近代的な建物に整備されたことを寂しく思う人もいる。
そこには「ユニクロやZARA」 などのリテイラーが当然のように店を並べている。
今の”レ・アール”こんなショッピングゾーンは世界的に広がっている。
バリケードを築いているパリ。ごみごみした”レ・アール”があるパリ。
どちらを指して、思うのだろうか。
ここはパリか?と...
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<了>