薔薇の花と、恋の関係は... | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「内密に...」などと言われると、
人はかえって興味をそそられるものらしい。
この言葉は英語で、"Under the Rose"と表現する。
バラは、どこか妖艶で神秘的な相貌を感じさせるところがある。
このUnder the Rose"だが、元々はラテン語の "Sub Rosa"を
そのまま英語にしたものらしい。
すなわち、この言葉の語源は、ギリシャやローマ神話にその源があるようだ。
さらにそれを辿ってゆけばエジプトの神話にたどり着く。
それらの神話で、沈黙の神とされるのがハルポクラテース。
これはどういうわけか子供の像として残されている。
その特徴的な仕草の一つは、指をくわえていること。
これは、言うに言われぬ秘め事を持っている、ということの暗示でもあるようだ。
時代が下って、ローマの時代になると、妖艶な秘め事の神話となる。
さすが、ローマ神話である。

そこでは、恋の神クピド (キューピッド) が沈黙の神であるハルポクラテースに、
母親である愛の女神 ウェヌス(ヴィーナス) の情事を口外しないように頼んだ。
秘め事の口封じでもある。
内密にする謝礼として贈ったものが「バラ」。
そこで、生まれたのが、"Sub Rosa"という言葉。
英語表現では、"Under the Rose"。
すなわち、「内密に...」。
その秘め事としての出来事は、まさに、バラの木の下で起こったように想起させる。
バラの花は、陽の光の中では、いかにも快活げに咲いているようにも見える。
ところが、これが夜になると、その香りが、
バラ園の中に満つることになり、その香りに包まれつつ闇夜に浮かぶバラは、
妖艶な感じすらするものであるらしい。
古代神話の作者は、このバラの特性から、
このような、神話を思い浮かべたように思える。

いよいよ、バラの咲く季節となってきた。
「微風が起こり、一架の薔薇 満院に香(かぐわ)し」
薔薇の木の周りでは、今まさに、
恋の神クピド (キューピッド) の矢が飛んでいるような気配が漂っている...


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<了>