江戸時代は五、七、五、七、七で短歌のように詠む「狂歌」や「落首」が人気だった。
「狂歌」も「落首」も同じものを指すが、狂った「(短)歌」か、
オチがある「一首」という意味で「落首」の名がついている。
幕末(1853年)に詠まれた狂歌で、今でもよく知られているのが、
「泰平の眠りを覚ます 上喜撰(蒸気船) たった四杯で夜も寝られず」
これは、ペリーの黒船来航時を風刺したもの。
「上喜撰」は当時のお茶のブランド名。
喜撰法師の名が冠された上(じょう)もの、すなわち高級茶。
これを4杯飲んだためにカフェインがきつすぎて、夜に眠られぬ、
といった様子と「黒船(蒸気船)」が4隻現れたと掛けている。
船の数え方として「杯」もある。
これを解すると、「今まで江戸時代は天下泰平なり、と眠り呆けていたが、
黒船が4隻現れることによって、安泰に過ごせぬ状態になってしまった」
という意味を掛けている。なかなか見事な作である。
江戸の狂歌師として知られるのは「蜀山人」こと大田南畝(なんぽ)。
本名、大田直次郎。彼が京都の街にやってきた時に歌った狂歌が、
「来てみれば、さすが京都(みやこ)は 歌どころ、五条の橋に色紙短冊」
これの歌の意味は、
初めて京の都に来て五条の橋に来てみれば、
穴を補修するために、あちらこちらに板切れで継ぎ接(は)ぎばかり。
その様子を皮肉って「板切れ」と呼ばず「色紙短冊」と表現している。
また、この蜀山人が正月二日に道を歩いていると何かにつまずいた。
よく見ると雑巾。正月から縁起でもない、という人に向かって
詠んだ狂歌、
「雑巾を 当て字で書けば 蔵(ぞう)に金(きん) どっちにしても これは福(拭く)もの」
汚いものの代名詞が、いい縁起に生まれ変わるというもの。
さすが「蜀山人」。
そこで検討するのが、アメリカのトランプ大統領。これはいい縁起?悪い縁起?
トランプと聞くとトランプ・カードが思い浮かんでくる。
その中にはいい「縁」を表すようなカード、「キング」もあれば、
切り札となる「エース」もある。
ただ、残念なのは、そこで止まらない。
すっとぼけた「ジョーカー」という札もある。
さて、彼はどっちのカード?
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