危険思想とは常識を実行に移そうとする思想 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

芥川龍之介の『侏儒の言葉』には気ままに書かれた箴言が散りばめられている。
その中で有名な言葉の一つに「危険思想」というのがある。
「危険思想とは、常識を実行に移そうとする思想である」と出てくる。
これは、何を思い浮かべつつ書いたかはわからないが、
江戸時代に反乱を起こした大塩平八郎も常識から生まれた義憤、
それが爆発した行動であった、とも取れる。
常識から考えてみると、「やはり、今のあり方はおかしい、是非とも変革しなければ」
と思うことは悪くない。
その歩みが牛歩ながら、たゆみなく実現していこうとする分には、
批判というより賞賛に値する。
ただ、そのような歩みであるとすれば、変革がなされるまでに
どれほどの時間がかかることか!という思いになる。
それを一気に変革しようとすれば「危険思想」ということらしい。
先日のニュースを見ていると、
アメリカのトランプ大統領が「壁建設費の捻出に向けて国家非常事態を宣言する方針」
という記事が出ていた。
国境の壁建設は、いわばトランプ氏の選挙公約。
それを実行しようとする行動は「常識」とも言える。
予算を無視してまで「壁建設」に莫大な予算を組むというのは、
如何なものか? というのが、もっぱらの意見。
「国家非常事態を宣言」をしてまで、やり抜くほどのことだろうか?
という意見が多い。
だけども「公約」を実行することが、トランプ氏本人にとっての「常識」。

彼が行なっているのは、その「常識」を実行に移そうとしているだけ。
常識から生まれた非常識な「国家非常事態を宣言」するという行為。
強引な行動。
後先(あとさき)を斟酌することなく突っ走ってゆく。

これはやっぱり「危険思想」?!


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<了>