フェリーニとアレンが選んだ映画作品10傑 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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<芦屋・三宮>

イタリアの映画監督フェリーニを検索していると、
フェリーニ自身が選んだ映画10選というものが出てきた。
その隣にはウディ・アレンが選んだ映画10選というものもあった。
映画の作風は違った二人だが両者が共に選んだ映画作品が3作あった。
それは、黒澤 明の『羅生門』、ルイス・ブニュエル『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』、
フェデリコ・フェリーニの『8 1/2』。
ウディ・アレンは自身の作品を挙げてはいなかったが、
フェリーニは臆することなく『8 1/2』を挙げていた。
この辺りがフェリーニらしいということも言える。
そして、作品は同じではなかったが、両者ともにスタンリー・キューブリックを
選出していたのに笑みがこぼれてしまった。
わが映画10選と言われれば、この3作品がその中に入っているかどうか微妙なところだが、
20選と言われれば、キューブリックも含めてまちがいなく全て入っている作品ではある。
フェリーニは好きな映画監督の一人であるのは間違いない。
実際に、映画作品は全て観たとまでは言えないが、
追っかけつつ、かなりの作品を観たのは事実。
彼の作品で、しんみり考えさせられる映画『道』もあれば、
痛快愉快な『アマルコルド』があったり、わけの分からぬ『8 1/2』など
作風が限定されないところに彼らしさを感じる。
しかし、フェリーニ狂になる一つは、映画もそうだが彼の語った言葉。
その一つ一つに、意外な納得を感じさせられる。
彼の言葉として気に入っているのは
「映画という仕事はぞっとするほどグロテスクだ。
それは、サッカーの試合と売春宿が組み合わさった猥雑さだ」。
彼の映画作品を表現するに十分な言葉とも言える。
彼は映画作品の中でセリフにそれほどの重きを置かないという。
どちらかといえば音楽こそ命、といったところのようだ。
その音楽を担当していたのがニーノ・ロータ。
詩を推敲するように、映画の状況を語るとニーノは、
ピアノに向かってその場で作曲をして映画のシーンに合わせてゆく。
フェリーニの映画は、
「サッカーの試合と売春宿が組み合わさった猥雑さ」というが、
サウンドトラックから溢れ出るロータのメロディは、驚くほど清澄。
「猥雑さ」と「清澄」と、
これらの微妙なバランスこそ彼の妖しい魅力とも言えそうだ...



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<了>