いよいよ「冬」。冬を詠んだ句を挙げてみれば... | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「きつぱりと冬が来た」という高村光太郎の詩の一節が思い浮かぶようなこの頃。
だけども、あまり冬の香りがしない。
昔は様々なところに嫌が上でも冬を感じる香りや風物詩と呼べるものがあった。
その一つが焚き火。落ち葉の焦げる匂いが
あちらこちらでしていたもの。
今のご時世、たとえ、わが庭であったとしても気軽に落葉焚はできない。
煙が出る、匂いが出る、などで町内の禁止条項の一つ。
落ち葉は集められてゴミ収集車で回収される。
これでは、やっぱり冬の香りなどしない。
スーパーなどでは野菜なども通年で売られているものが多い。
季節を見逃してしまう。
やっと本当の年の暮れになって、正月のおせち用のものが並ぶ。
これだけがやっと冬という季節を感じるもの。
♪季節のない町に生まれ〜 そのものといった感がある。

俳句といえば、夏目漱石の俳句はユーモラスで小粋なものが多い。
友人である正岡子規の影響を受け俳句を始め、その子規から
「奇想天外の句多し」と評されたとあるが、実際に驚くような小粋な句が多い。
冬の句として気に入っているものに、
「凩(こがらし)の上に物なき 月夜かな」とある。
木枯らしが吹きすさんでいるのに、その上にぽっかりと月が浮かんでいる。
この視点の広がりに鋭さを感じる。

また、視点の面白さでいえば、小林一茶の句。
「大根(だいこ)引き 大根で道を教えけり」
大根を引いているおじさんに道を尋ねると、引いたばかりの大根で、
「あっちの方だよ」と指し示す。ユーモラスな光景が浮かんでくる。
大根は、いつでもお店に並んでいるので季節感が薄れているが、
大根の季語は冬。それゆえに、この光景、
頬被りしたおじさんのイメージも浮かんでくる。
また、下手な役者のことを「大根役者」と呼ぶ。それは、なぜ?といえば、
一説では、大根は「白」。素人(しろうと)と通じるからという話もあれば、
大根は、消化を助けたりする作用もあるほどに
いくら食べても「食あたり」をしない。
すなわち「当たらない役者」というところから来ているという。

この説に「座布団一枚!」


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<了>