「カンフル剤」という言葉は死語から蘇生した? | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「カンフル剤」ないしは「カンフル注射」という言葉がある。
言葉の使い方としては
「このままでは経済的に沈滞ムードが押し寄せてきている。
これを一掃するようなカンフル剤が必要だ」などの言い回しがある。
この意味としては、「一気に蘇生させるような画期的な代物」
の意味で使われている。
この「カンフル剤」とは?といえば、元々は「樟脳(しょうのう)」。
すなわち防虫に使っていた物質。
その歴史は古く6世紀にアラビア地方で発明されていた。
その後、様々な用途に使われ、心臓機能の低下が見られる患者に
これを強心剤の注射として使ったところ効果覿面(てきめん)であったらしい。
そんなところから「駄目になりかけた物事を復活させるための手段」
の意味として使われるようになった用語。
だけども、今は、ない。
「カンフル剤」というものを病院などでは見かけることがない。
ただ、言葉上では使い勝手がいいのか、
死語ともならず、様々な局面に現れては、言葉としての健在ぶりを発揮している。

話は変わるが、今、アメリカのトランプ大統領が問題にしているのは
貿易赤字の問題。いわゆる貿易不均衡。
アメリカに長い間に積み上がってきている問題でもある。
「貿易」上の数字だけを見れば、不均衡かもしれないが、黒字国が、
アメリカ国債などを買ったりと、巨視的な見地からは全体のバランスは取れていた。
と言って、ドンブリ勘定というヤツだが。
多くの経済人が指摘しているように、トランプ氏一代で、
これを急激に変えることは、カンフル剤を打つことに等しい。
一度打てば、次々に打たなければならないトランキライザー。
永遠に楽にはならない。
こんな蘇生術が、かえって死を招いたりするもの。
生きるか死ぬかの天下分け目の大博打になる。
トランプ氏はある種の人に人気があるが、ムシが好かぬという人も多い。

やっぱり、カンフル(防虫)効果があるようだ...


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<了>