花を愛でるのは 今も昔も変わらないが... | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

『枕草子』37段は「花づくし」。様々な花木についての講釈が出ている。
「楠木」「檜(ひのき)」「かえでの木」「白樫」など
様々な木についてのあれこれが出てくる。
得意ナンバーなのか、他の段に比べても極端に長く書いている。
その中で、ちょっと面白いのが、「あすはひの木」についての講釈。
この木はそれほど知られた木でもなく、枝ぶりのいいのもではない。
ただ、この名が気になる。「あすはひの木」すなわち、「明日は檜」の意味。
清少納言が「誰がこんな名前をつけたんだろうね」
と憤っているようでもある。
「明日は檜になる」という名前だけど、つまらぬ予言をしたもんだ。
誰がそんな保証ができるのかと思うと、こんな名前をつけた人に聞いて見たいもんだ。
だけども面白い、と表現している。

こんな花木の特徴から、花木を人に喩えることもその当時は盛んに行っていたようだ。
その当時に書かれた『堤(つつみ)中納言物語』の「はなだの女御」の巻には、
ある身分の高い女性たちが集まり、ウワサ話をしているところが描かれている。
誰もいないと思って窓を開け放って面白おかしく話している。
それを前庭の茂みから隠れて聞いている設定。
いわば「覗き」の形をとっている。
ウワサ話は、自分たちが仕えている太后にも及んだりするが、
そこは身分の高い教養ある女性たち、花にたとえて人を評する。
その評がいいのか悪いのか?意味深である。
こんな「たとえ」の趣向が展開する。
いつの時代も「人のウワサ話」ほど興味をそそる話はない、
といったところなのだろう。

この5月に咲く花の代表的なものは「薔薇(ばら)」。
言わずと知れた、その花言葉は「愛」。
花言葉には「花」だけではなく、「枝」や「茎」にまで花言葉がある。
薔薇の枝の花言葉は
「あなたの不快さが私を悩ませる」
美しい薔薇の下にはこのような思いが込められている...


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<了>