すなわち、一言(ひとこと)言わずにおれないところがあるようだ。
それもそのはず、歴史的にフランスワインを愛好して飲んでいたのはイギリス人で、
今でも高級ワインの競りがロンドンで行われ、多くの目利き、味利きが
世界の価格を決定するとまで言われるところもある。
「フランス産ワイン」であっても自分流の呼称で呼び合う。
例えば、ボルドーという地名で呼ばず「クラレット(claret)」という呼称を使う。
このクラレットは色を表す言葉でもあり、
まさにボルドーカラーと呼ばれる紫がかった赤のことをそう呼び、
同じワインレッドでもブルゴーニュの赤色は
やや透明がかった茶に近い赤色のワインを作っている。
その色のことをブルゴーニュにちなんで、
英語読みで「バーガンディ(burgundy)」と呼んでいる。
そして、「今年のクラレットは〜」とか「バーガンディは〜」と
産地でもない人たちが評論し合う。なんとも不思議な光景とも言える。
フランスではワインの消費量が落ち込み、若者のワイン離れが甚だしいなどと言われる。
ワインは「おっさん」の飲み物になっているところがある。
日本でも日本酒といえば「おっさん」の飲み物のイメージがある。
その国の酒が「おっさん」のイメージになるのは世界的な傾向とも言える。
この酒だが、その効用に関して賛否両論といったところだが、
言葉として「酒は百薬の長」などの表現がある。
この言葉は、中国の「前漢」と「後漢」の間に
わずかばかりの短命国家「新」王朝があった。
この「新」王朝を築いたのが王莽(おうもう)。
彼が詠んだ詩の一節にこの「酒は百薬の長」の言葉が出てくる。
逆に酒を毛嫌いする人もいる。
その一人が『徒然草』で知られる吉田兼好。
この書の一節に「酒は百薬の長とは言え、よろずの病は酒よりこそ起こる」と出てくる。
様々に言うが、喧嘩や病気などはここから起こると、警告のように書いている。
もじって「酒は百害の長」などの表現まである。
とは言え、
ワインをグラスの注いで、その色を見て香りを楽しんで、口に含む。
遠くボルドーやブルゴーニュを慮りながら、楽しむことができれば「酒は百薬の長」。
さて、今夜傾けるお酒はどっち?
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<了>