正論か?小心者ほど羽目を外した溺れ方をする | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

四字熟語に「騎虎之勢(きこのいきおい)」というのがある。
虎に騎乗するなどと言えば、威勢が良さそうに見える言葉。
この意味としては、一度勢いがついてしまうと途中でやめることが出来ない、
となる。
まさに騎虎の雰囲気そのもののように思える言葉だが、
実際の意味はそんな勇ましいものではなく、
虎に騎乗した者は、ひとたび虎から降りると虎に食べられてしまう、
そのため乗り続けるしかない、という一部悲惨な末路が窺える言葉でもある。
勢いで、そうなったが後戻りするにできない。
このまま突っ走っていくしかない。そんな情景が浮かぶ言葉であるようだ。
井原西鶴が書いた『好色五人女』の中に「乗りかかった馬」という表現が出てくる。
この著書には、五人の女性が主人公となって出てくる。
その一つの物語『中段に見る暦屋物語』の話は、年増おんなの「おさん」と
その奉公人である「茂右衛門」を取り巻く、道ならぬ恋の物語。
文の中で、茂右衛門が深い仲になりかかった「りん(女性名)」を捨て
「おさん」への思いを深くしていく「くだり」に
「りんという乗りかかった馬を捨て〜」という表現で出てくる。
不倫があれば処刑されるという時代に生き、「こればっかりは」と思いつつも、
泥沼に入り込み、ついには獄につけられるという話になっていく。
この茂右衛門、小心者の典型で、いわゆる小心な男ほど羽目を外した溺れ方をするもの。
「一度勢いがついてしまうと途中でやめることが出来ない」
まさに「騎虎之勢」。走り出した以上、止めることはできない。
そんなものらしい。

今やアメリカや日本では不倫騒動で渦中となる人 後を絶たずといったところ。
バレるものか!と思いつつ「騎虎之勢」にほだされて突っ走っていると、
パパラッチなどによって追っかけられ、ついには週刊誌のネタにされ、
その地位を易々と追われることになる。

彼らは現代版の「おさんと茂右衛門」といったところ。
それを容易にするのは、小心者を乗っけた「騎虎之勢」...


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<了>