「悲劇も喜劇も」同じ偶然の成せるワザ | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

世の人に阿呆のフリをしている人と、
根っからの阿呆とがあるようだ。

シェイクスピアの劇に『十二夜』というのがある。
この十二夜という日は、クリスチャンのお祭りの日。
クリスマスから数えて十二夜の日で、
一連のクリスマス行事が、完全に終わる日を表わす。
さぞや「しめやかに」と思えたりするが、まったく反対。
男性が女装をしたり、女性が男装をしたりして「無礼講」で騒ぐ日。
ふつう、『十二夜』と聞くと、
ああ、あのドンチャン騒ぎの「無礼講」というイメージが涌き上がる。
すなわち、このタイトルを見るだけでドタバタ劇であることが推し量られる。
そして、その日にふさわしく、ジェンダーロールを展開する。
すなわち、双子の兄妹であるセバスチャンとヴァイオラの乗った船が嵐で、
イリリアの海岸の加害に漂着し、妹は警戒して男装をする。
そのことにより、誤解が生まれあらぬ方向に進んでいくという
典型的なドタバタ劇。
最後は、図らずも二組のカップルが誕生しメデタし、メデタし、
で終わる芝居。
小説や芝居には決まって「偶然」がつきもの。
シェイクスピア劇では、この偶然の匙(さじ)加減一つで、
悲劇になったり喜劇になったりする。
『ロミオとジュリエット』は「偶然」仮死状態のジュリエットを見ることにより
悲劇的な行動へと向かうことになる。
「偶然」の成り立ち一つで、この劇も「喜劇」となる要素は多分に持っている。

ちょっとズレた言葉が喜劇に彩りを添える場合がある。
印象的なのは、伯爵夫人が、発する一言、

「あのひとは本当は頭がいいから阿呆のマネができるのね。
上手にトボケてみせるのは特殊な才能だわ」

それは、才能?それとも...


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<了>