と言ったというネット記事が出ていた。
ドイツの諺に「悪口を言うものには舌に、聞くものには耳に、悪魔が宿っている」
とある。そんな言葉があるせいか、
「悪口は、口が裂けても言えない」というのが常識ある人。
ところが、そう言いつつも、この世の中、
人の口から悪口は消えることがない。
むしろ「人の悪口は蜜の味」なのかも知れない。
寺山修司のエッセイ『人生なればこそ 一回きりの祝祭』という著書に、
悪口について書かれている箇所がある。
そこを抜粋すると、
「何が楽しいと言って、人の悪口を言っている時ほど楽しいものはない。
しかし本人のいる前ではなくて、いない時に言う悪口ほどたのしい。
それも「バカ」とか「ウスノロ」とかいうような単純な悪口ではなくて、
もっと多角的に創意と工夫をこらして言うほど、満足がゆくようである」と。
それとなく、ここにいない人の悪口示すと、
誰もが「ああ、そうそう!」と気づく。
そして、一同が「我が意を得たり」とばかり、目を輝かして妙に盛り上がり、
そこにいる皆(みんな)で、秘密を分け合うような感じになる。
これこそ悪口の真の醍醐味というものだろう。
寺山の上記の言葉のあとに続くのは、
「悪口に中においては、つねに言われてる方が主役で、
言ってる方が脇役であるという宿命がある」
とも出てくる。
考えてみれば、悪口は、強い立場のものが言うというより、
弱い立場の人の心の捌(は)け口。
悪口を言われているのは、弱い立場の人ではなく、むしろ、尊大で、
力を持っている威圧的な存在。
言っている側は、抑圧された哀れな人たちと見るべきだろう。
「悪口」を言われるのは「主役」の存在であることが必須。
悪口を言われるには、高橋みなみさん、「まだまだ早い!」
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<了>