"I Want To Hold Your Hand(I wanna hold your hand)." 。
今でもよく口ずさまれる歌でもある。
意味は読んで字の如く「君の手を握っていたい」というところだが、
日本語のタイトルは『抱きしめたい』という
やや飛躍した表現となっている。
この歌に限らず、歌詞の歴史は硬い詩的表現から日常的な話し言葉になっていく
路程をたどっていると言われる。
この歌詞は、その一里塚のようなところがあり、今の言葉からすれば、
まだ硬い表現もあるが、当時の若者が日常的に使う話口調で書かれたもの。
ここに表現されている「Hold Your Hand(手を握る)」という表現には、
もちろん「抱きしめる」という意味はない。
ただ、Hold Your Hand という行為が、時には「抱きしめる」以上に
親密として響く場合がある。
たとえば、
スタンダールの『赤と黒』の中の一節。
主人公のジュリアン・ソレルは、町長であるレナールの子供たちの家庭教師に雇われ、
そして、レナール夫人と恋に落ちる。
ある日、レナール氏の前で彼の目を盗みレナール夫人の手を握るシーンが出てくる。
テーブルの下で、手と手が触れ合うというだけで、あやしく心ときめかせるものがある。
往年の俳優、長谷川一夫は、歌舞伎で女形(おやま)を演じていたことがある。
男優と手をつなぐシーンがある時には、手を氷などで冷たくしてから演じたという。
それは、女性は手が冷たいもの。
女性の色香を感じさせるためにそのように配慮したという。
「掌(てのひら)」のことを、「たなごころ」と言う。
「た」は「手」を意味し、あわせると「手」の「こころ」ということになる。
そんなところから、
「てのひら」には、もう一つの「心」が存在すると考えていたようだ。
手が触れ合うというのは「こころ」が触れ合うこと。
"I wanna hold your hand" には、
そんな「こころ」の”ときめき”が表現されているとも言えそうだ。
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