脅(おどし)や 強請(ゆすり)のことを言うが、
虚仮(こけ)威(おど)しでも、真に迫るように言ったり、
繰り返すうちにこれが本当のように一人歩きする場合がある。
シェイクスピアの戯曲に『ジュリアス・シーザー』という作品がある。
これはシーザーの暗殺に取材して描かれたもの。
シーザーは独裁者のように権勢を振るっていたが、
議会の中枢にあるものが示し合わせてシーザーを暗殺する。
直ぐさま、民衆の前で集会を持ち、中心人物のキャシアスは民衆に説き、
市民に人気だったブルータスを登壇させ、暗殺に至った経緯を語り、
暗殺は、ローマ市民を思っての行動として演説し民衆から喝采を浴びた。
そこに、アントニーが自分も語りたいと、ブルータスに告げ、
ブルータスは仲間のひとりと信じ、それを受け入れて登壇させる。
アントニーは、シーザーにも良くないところがあった、と民衆に語る。
少しずつ話の視点を変え、だけども、シーザーこそ市民を思っていたのだ。
「ここに彼が書いた遺言がある。だけども、今は見せる事ができない」
と、勿体(もったい)を付けて見せる事を渋る。
これが、アントニーの「はったり」。
どれだけ、シーザーがみんなの事を思っていたか!
そして、血塗られたシーザーの衣を見せるに至って市民の心は180度逆転する。
また「はったり」と言えば、コロンブスの4度目の航海となった1504年の事。
ジャマイカでは以前は協力的だったのに、船員たちの横暴な振る舞いに
次第に険悪な状況になってきていた。
ちょうどその日、月蝕が起こる事を知っていたコロンブスは、
住民たちを集め「皆のものが険悪にするため神が怒り始めた。
このままでは神が月をなくしてしまうという神のお告げがあった」
そうこう言っている間に月が欠け始め、現地の住民は驚き、
そこでコロンブスは祈りに行くと称し、
戻ってきて語ったのは「我々を支援すれば、神はまた月を戻すと言われた」。
そして、住民は、コロンブスに従うと誓い、住民を完全なまでに支配していった。
このような「はったり」が一つの大きな契機となり、
スペインによるアメリカ支配が始まる事になる。
様々な「ウソ」や「はったり」が横行した歴史とも言える。
それは、遠い昔の事ではなく、現在も、
そのような「ウソ」や「はったり」を含め、人類歴史は作られている。
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