オレたち小市民 ギャンブル好き | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「ギャンブル依存症」なるものがある。
中毒症状になるのは困ったもんだが、
人間は、誰でも「射幸心」というものを持ち合わせている。
実際、どんな人でも、クジをひけば、
当たってくれと願ったりするところがある。
そんな、人が持つ射幸心をあてにしてか、
街を歩けば、何らかのギャンブルが転がっている。
競輪、競馬、パチンコなど。挙げてみれば、宝くじも立派なギャンブル。
今は、「初夢宝くじ」なるものに列ができている。
確実に「射幸心」というものが人の心の中に存在していることがわかる。

最近は、パチンコ人口がかなり減ってきているそうだが、
それでも、パチンコは手軽なギャンブルの代表格。
”どくとるマンボウ” シリーズで知られる小説家・北杜夫の
短編小説に『三人の小市民』という作品がある。
描かれている小市民の一人は、パチンコ好き。
パチンコに偏愛する男の行動が、いかにも小市民的で思わず笑ってしまうストーリー。
ギャンブルというものの中には、どうしようもなく越えられない
人間のサガというものがあるようだ。

寺山修司は無類のギャンブル好きだったという。
その中でも、特に競馬が好きで、
どの馬が来るか、それを推理することに自己陶酔的な恍惚を感じていたようだ。
また、彼の言葉に、
「レースはただの競争だ。だが、勝つことは『思想』なのだ」
というのがある。
全身全霊を尽くして勝ちにこだわる、というところだろうか。
人間は、
こんなコワ~イ『思想』に振り回されるのを快感と感じるようだ。

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<了>