もう耐えられない!そのニオイ | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

五感の中で嗅覚は、人間の直接的な感情と結びついた感覚だとも言われる。
ある匂いを嗅いだ瞬間、
遠い日の記憶が突如として蘇ってくることがある。

その感覚は、一般的に「プルースト現象」とも呼ばれるものだが、
マルセル・プルーストの小説の小説『失われた時を求めて』の中で、
紅茶にプティットマドレーヌを浸し、口にした瞬間、
遠い日の風景が、匂いとともに蘇ってくるというもの。

このたび、男性化粧品で知られる”マンダム”が、
夫婦の関係とニオイの問題の調査として『男と女のニオイ白書』なるものを発表した。
妻に対する調査となるが、
それによると、
妻が夫のニオイについて気になり始めるのが結婚後6年目ごろ、
夫の年齢が37歳頃からだという。
それがエスカレートし、40歳頃から寝室が別になり、
愛情面にも変化の兆しが出てくるそうだ。

そして、妻がとる行動としては、
夫の衣類や部屋に消臭スプレーをかけたり、夫と衣類は別々に洗濯したりなど。
そこまでする?ということばかり。

そして、それから妻は、
PC で「夫 死んで!」「夫 嫌い」を検索するという。

ゲーテの『ファウスト』に、
「ああ、私の胸には二つの魂が住んでいる。
その二つが折り合うことなく、互いに相手から離れようとしている。」
という一節がある。

妻の精神行動は、そんなものかも?!


*2カ所のブログランキングに参加しています。
↓↓下のアイコンにポチッとお願いします。押すとランキングのページに行きます。お手間ですが戻ってきて、もう一つ下のアイコン(にほんブログ村)にもポチッとして頂ければ、、。
人気ブログランキングへ

↓↓ にほんブログ村は、こちら。  
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ


フレンドリーでリーズナブルな外国語スクール
*外国語リニア
芦屋市大原町7-8-403

*ALEX外国語スクール
神戸市中央区旭通5-3-3 5F

<了>