パリの小ネタ | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

ノーベル文学賞は、最近でこそ
東洋や中南米の受賞者が増えてきたような傾向は認めるが、
それでも110年あまりの歴史の中で、
欧米以外の受賞者は、わずかに十数人を数えるだけ。

他のノーベル賞5部門では、アメリカ人の受賞者が圧倒的に多い。
それに比べれば、
文学賞の受賞者はアメリカと言えど10人。
決して多い数字ではない。
それに引きかえ、フランスは圧倒的に多い15人。
また、ドイツ、イタリア、デンマーク、アイルランドなど
ほとんどが欧州勢と考えていいぐらいだ。

これまでの日本人の受賞者二人から察して、
ノーベル賞の選考基準が素晴らしいとは決して思わないが、
偏り過ぎている感は否めない。

とは言え、さすがにフランスには文学を大切にする気風がある。

パリのサンジェルマン・デ・プレにある
よく知られたカフェは、小説家や
文学にかかわるものの たまり場になっていた。

$BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館Cafe F

実存主義文学のサルトルが往時を過ごし、
ヘミングウェイや彼と同じくノーベル賞を受賞した
アメリカ人のウイリアム・フォークナーが授賞式の帰りに
このカフェで過ごしている写真を見た憶えがある。

給仕に動き回っているギャルソンたちが、
お馴染みの客らしく、隣に座っている とある年配の夫婦に次々と、
かいがいしく声かけをしている。
そこで、
興味を持ってしまい、つい ”おのぼりさん” 気分で、
話しかけると、
ご夫婦ともに文学の研究者だとか。

$BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

常連夫妻と話すことで、このカフェに
ちょっとした話のタネができたと喜んでいるようでは、

まさに、”おのぼりさん” としか言いようがないのだが、、。


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<了>