建築は、石で描かれた物語 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

スペインのバルセロナにある『世界遺産』サグラダ・ファミリア教会で19日、
火災が発生したという Newsが出ていた。

サグラダ・ファミリア教会は、アントニオ・ガウディが設計した建築で100年経ってもなお建設中。

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そして建設中の状態のまま、世界遺産に登録されているなど、この建築物を含め、
ガウディの建築物には特殊な幾多の逸話が残されている。

『建築は、石で描かれた物語である』
という言葉のごとく、ガウディの作品には、一つ一つが物語をもっているような気持ちになる。

この言葉を残したのは、ガウディではなく、古代ローマ時代の最大の建築家とされるヴィトルヴィウス (Vitruvius)。

ヴィトルヴィウスは、城郭の設計者にとどまらず、
多岐にわたる種々雑多な教養と知識を有していたとされる。

彼が、『建築十書』の中で、建築の三大要素として「強・用・美」が必要と説いた。
「強がなければ用は果たせない、強と用がなければ美は形だけのもの、
そして、美がなければ建築とは言えない」と語っている。


サグラダ・ファミリアの、
アーチ状になった石組みの尖塔の高さは、170メートルほどだという。
高い!
バランスはどうなのかといぶかる思いもしてくるが、
ガウディ自身の割り出した方法で、「強」と「用」には、自信を持っていたそうだ。

そう思って眺めると、
「強・用」に裏打ちされた『美』が、確かにそこに存在していることを感じる。


ふと、フーテンの寅さんこと渥美清を思い出した。
『丈夫で長持ち』というコマーシャルをやっていたことがあった。

人間の場合、「強・用」に裏打ちされても、
必ずしも『美』になることは、なさそうだ、、。



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<了>