BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

スペインの画家サルバドール・ダリは、「胎内記憶」があると言っていた。
彼は元々、ちょっと奇抜な人物。
こんなことは、シュルレアリズムの旗手・ダリが言いそうなことであると思う。
ただ、彼ばかりでなく胎内記憶を語る人は意外に多い。
そんなことを証言をする人が増えようが、胎内まで遡(さかのぼ)れるのかは不明だ。
とは言え、「胎教」なるものがある。
胎内にいる間、聴力はすでに発達しているなどと言って、クラシック音楽を聴枷たり、
読み聴かせを実践している人が結構いる。
胎内での赤ん坊の活動を認識する現代人は多いと言えるだろう。
生まれてきた赤ん坊に
「胎教でクラシック音楽を聴かせていたんだけど、憶えてる?」
などと言っても「そうだ」と答えるハズもない。
自身の子供に胎教を行なったという親も、そこまでの期待はほぼないだろう。
実際に胎教が効果があったかどうかも、はっきりとしたことは言えそうにない。
だけども、そんなことに意識を向けられ、育てられた子供は、
精神的な安定だけは受けられたことだろう。

子供時代に、大人の感性を入れず、子供の感性だけで世界を見ることが
できるとすれば、それは、幸せの一つのような気がする。

サンテグジュペリの『星の王子様』に、
子供の頃な感性について語ったような一節がある。
それは、
「本当のものは、心でしか見えないんだよ。大事なものは、眼には見えないんだ」

ダリの奇抜な絵は、そういった眼には見えないものを具現化したように思える。

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<了>

初めてイギリスの地を踏む日本人は、たいていその平坦さに驚く。
特に山もなく、のどかな平野が広がっている南部地域に心地よさを見い出す。
そこで暮らしていた友人は、
「最初来たときには、なんて素晴らしいところに来たんだろうって思ったけど、
この平坦さって、どこか飽きてしまうんだよね」
と洩らしたことがあった。
逆に、日本では地平線が見えるような場所は限られる。
彼が表現した「飽きてしまう」というイメージが涌かない。

かつて、地平線を見るために北海道の標津(しべつ)方面をドライブしたことがあった。
「でっかいどー、北海道」、そんな気持ちだった。
その町にある「開陽台」が、地平線が見えるところとして紹介されていた。
キャッチフレーズは「中標津町で330度の大平原パノラマを満喫しよう!」
ぐるりと一周を見渡せば360°のハズだが、330°。
これは、30°ほど平坦でない部分があると理解するのがいいのだろう。
わずかに足りないが、この日本では、やっとこさ得られたギリギリの地平線。
完璧な360°とはいかないが、まあ、いいか。

そんな状態だが、悲観する必要もない。
日本列島全体を俯瞰してみると、地平線はないが温泉には恵まれている。
ほとんどの地域に温泉が出る。これはありがたい。
だが、喜んでばかりはいられない。
これは、火山の影響を受けている地域を意味していることでもある。
日本列島が巨大なプレート群の押し合いで形成され、
活断層が縦横に張り巡らされているようなな構造になっている。
それだから、高い山と深い渓谷となっている。
いいように言えば、どの地域も、絵になるような幽谷の美しい山容の姿を望むことが出来る、
とも言える。
宗教学者の山折哲雄氏が
「日本列島の自然には、あらゆる生命を簡単に奪う恐ろしい父の姿と、
あらゆる生命を慈しむ優しい母が同居しているようだ」
と表現している。
豊かな緑に包まれた丘陵地帯を持つ日本列島の下には、
いつでも牙を剥く地雷のような地震の可能性をいつも秘めている。

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<了>

何となく好感のもてる人がいる。
すなわち、「いい人」と呼ばれているような人。
そういった人を探ってみると、それとなく気配りができていたり、人柄がいいのか、
いつの間にか周りの人と協調していける。
こういう人は職場などで同僚からも好かれている。
だけども、こういった人は概して、他の人と比べて「稼ぎが少ない」。
アメリカとカナダの研究チームが、そんな調査結果を社会心理学の学会誌に発表した。
この調査は、アメリカのノートルダム大学とコーネル大学、
そして、カナダのウェスタンオンタリオ大学の研究者が実施したもの。
協調性が高いという意味での「いい人」は利点もあるものの、それが、かえってアダ。
「収入や所得にとってはマイナスになる」と結論付けていた。
この研究は各国で反響を呼び
「企業社会では非情になる必要がある。弱い所を見せれば付け込まれる。それが現実だ」
との声が寄せられたという。
むしろ、「いい人」こそ問題だ!という反響が結構あったという。

それを証明するようなエッセイを見つけた。
古い話だが夏目漱石との交友で知られる野上弥生子さんのエッセイ撰集の中に
稼ぎが少ない、ある人のことについて書いていた部分があった。
名は伏せてあったが、ある人とは内田百閒氏のこと。
内田氏は『ノラや』などのエッセイを残している如く、心優しい人であるのは間違いない。
さまよってきた野良の仔猫が住み着いて離れなくなった。
内田百閒氏もまんざらではなかったが、突如いなくなり、心配しているうちに
狂わんばかりになってしまった様子をエッセイに書き記していた。
そんな内田百閒氏のことについて野上氏が
「(その人の)貧乏話を聞くと可哀想になるとともに腹立たしくなる。
畢竟(ひっきょう)、彼の「いい人」ぶりが、すべての不幸の原因だ」
貧乏が問題なのではなく、内田氏が「いい人」から離れられないことが問題だと言っている。
確かに「いい人」にはそのようなところがある。

ソフトバンクの孫正義氏も楽天の三木谷浩史氏も
講演などを聞いたことがあるが、どちらも好感のもてる「いい人」であることを感じる。
それならば、この二人は「いい人」かと言えば、決してそういった側面ばかりではない。
明らかに「非情だ」と思える側面も有している。
それだからこそ成功したとも言える。
この私、
「いい人」から離れられなかったことが問題か。
いや、単なる貧乏か。

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