ベラドンナはイタリア語で「美しい女性」という意味となる。
こんなにも優雅な名前つけられているのでさぞや美しい花に違いないと思うが、
咲く花はそれほどの魅力はない。
その一方で根や茎には生命を奪うほどの毒性もある。
代々のローマ皇帝は、密かにこの毒を使っていたという裏面史もある。
このベラドンナの毒性としては、副交感神経を麻痺させるもの。
全身に回ると死に至るが、ほんの少量を使って点眼すると、
瞳孔が開き、美しい魅惑的な眼になるという。
そんなところから、この植物に”ベラドンナ”の美名がついたようだ。
追いかけられると、女性に限らず姿を消したくなるものらしい。
最近のニュースに、ギャラクシーフロッグ(Melanobatrachus indicus)が、
生息地であるインドの熱帯雨林から、一群が丸ごと姿を消したという。
ギャラクシーフロッグはその名の如く、銀河のような星の模様が全身にあるカエル。
Melanobatrachus indicus今や絶滅危惧種に指定されているが、
この生物が発見されたのは、わずか数年前の2020年のこと。
それ以来、世界の愛好家がこの姿を写真に収めようと訪ねるようになった。
そのせいか、群れごといなくなるということが起きている。
この種のことではよくあること。
魅惑的な美しさをたたえた存在(=ベラドンナ) は、
そっと、遠くから見守るのが良さそうだ。
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