1月16日〜17日に東京・お台場にある産総研臨海副都心センターで開催されたゲル討論会に参加しました。

研究室からは2件の口頭発表を行いました。

 

発表番号29

◯森村光稀、伊田翔平、大山雅寿*、竹下宏樹、金岡鐘局(*滋賀県工業技術総合センター)

「温度応答性ヒドロゲルの空気中での熱応答特性:重合誘起自己組織化を利用した架橋ドメイン構造の構築とゲルの機能化」

 

発表番号30

◯竹島さゆり、伊田翔平、金岡鐘局

「多分岐構造を有するミクロゲル核星型ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)の特異的温度応答挙動と凝集体形成制御の可能性」

 

12月21日付でオープンアクセスジャーナルのGelsに論文が採録されました。

 

Shohei Ida*, Akimitsu Katsurada, Mitsuhiro Tsujio, Motoharu Nakamura, Yoshitsugu Hirokawa

"Crosslinker-Based Regulation of Swelling Behavior of Poly(N-isopropylacrylamide) Gels in a Post-Polymerization Crosslinking System"

Gels, 2020, 6, 2 (11 pages).

https://www.mdpi.com/2310-2861/6/1/2

 

卒業生の桂田くん、辻尾くん、中村くんの研究をまとめたものになります。

前駆体高分子をあらかじめ作ってから架橋させることでゲルを得る「後架橋法」において、架橋剤の構造がゲルの性質にどう影響するかを示しています。

通常行われるジビニル架橋剤を用いる場合に比べて、溶媒からの影響を受けにくいため、有機溶媒中でさまざまな架橋剤を用いて合成し、議論することが可能になります。

また、架橋反応と同時に網目構造の修飾反応を行うことで、ゲルの性質をコントロールできる可能性も示しています。

10月14日付で論文がPolymer Chemistry誌にアクセプトされ、公開されました。

 

Shohei Ida*, Miki Morimura, Hironobu Kitanaka, Yoshitsugu Hirokawa, Shokyoku Kanaoka*

"Swelling and mechanical properties of thermoresponsive/hydrophilic conetworks with crosslinked domain structures prepared from various triblock precursors"

Polymer Chemistry, 2019, 10, 6122-6130.

https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2019/py/c9py01417a#!divAbstract

 

M2の森村さんの研究を中心に、卒業生の北中くんがやってくれたデータも交えた論文となっています。

2種類の高分子から成る両親媒性ゲルの構造設計手法として、トリブロックポリマーを用いた合成法を提案した論文を昨年Polymer Chemistry誌に発表しました。

今回の論文はその続きとして、前駆体となるトリブロックポリマーの配列や分子量などの構造因子がゲル化反応やゲルの水中での膨潤挙動に与える影響について詳細に調べました。

さらに、外部の水の存在を必要とせず、空気中で体積を変化することなく温度変化に応答して力学特性を変化させることを示しました。

この応答挙動は、外部との水のやり取りによって応答する従来の温度応答性ゲルとは異なり、新しいタイプの応答性材料と言えるのではないかと考えています。

 

 

また、本論文は12月7日発刊号のInside Front Coverにも採用されいます!!

11月9日〜10日に信州大学松本キャンパスにて開催された第50回中部化学関係学協会支部連合秋季大会(中化連)に参加してきました。

研究室からはM1の3名が口頭発表を行いました。

 

2L11 〇戸田 翔伍・伊田 翔平・金岡 鐘局

「ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)自由末端鎖を架橋点付近に高密度に組み込んだヒドロゲルの特性」

 

2L12 ◯疋田天希・伊田翔平・金岡鐘局

「かご型シルセスキオキサン架橋剤を用いた末端架橋により合成した温度応答性均一ゲルの力学特性」

 

2L13 ○北島 祐臣・伊田 翔平・金岡 鐘局

「星型ポリマーの溶解特性に及ぼすアーム鎖中のポリアクリル酸セグメントの配列効果」

 

 

 

先日福井大学で開催された第68回高分子討論会にて、M2の竹島さんと森村さんの2人が優秀ポスター賞を受賞しました!

http://main.spsj.or.jp/tohron/68tohron/posteraward.pdf

今回、約800件のポスター発表の中から46件が優秀ポスター賞として選ばれていますが、当研究室から2人も受賞したことは大変素晴らしいことだと思います。

おめでとうございます!!

 

学科HPにも掲載していただいています。

http://www.mat.usp.ac.jp

 

(10月31日)全学HPにも載せていただきました。

http://www.usp.ac.jp/topics/s928/

 

 

10月16日〜18日に、本学にて第67回レオロジー討論会が開催されました。

 

今回、材料科学科の徳満先生が実行委員長を務めるということでお誘いいただき、伊田が実行委員になるとともに、ポスター発表を行いました。

 

P37 ◯伊田翔平、森村光稀、戸田翔伍、金岡鐘局

「RAFT重合を用いて架橋ドメイン構造を設計したヒドロゲルの合成と特性」

 

 

実行委員とはいうものの、実際に行った仕事は竹生島や彦根城を巡るエクスカーションの案内がメインでした。

 

事前の準備は徳満先生と竹下先生、当日の運営は有機複合材料分野の学生のみなさんがご活躍でした。

多くの参加者に来ていただきましたし、楽しんでいただけていれば幸いです。

福井に行ってきました。

まずは25日から27日まで福井大学で行われた第68回高分子討論会に参加。

研究室からは口頭発表2件、ポスター発表4件、さらに共同研究の発表が口頭とポスター各1件ありました。

 

1C18 ◯伊田翔平、森村光稀、戸田翔伍、金岡鐘局

「RAFT重合を用いて架橋ドメイン構造を設計したヒドロゲルの力学特性

 

3J08 ◯伊田翔平、西佐小大貴、藤関彩加、金岡鐘局

「2種類のモノマーの組み合わせによって発現するゲルの温度応答膨潤特性」

 

2Pf004 ◯北島祐臣、伊田翔平、金岡鐘局

「イオン解離基のシーケンスが星型ポリマーの溶解特性に及ぼす影響」

 

2Pe005 ◯竹島さゆり、伊田翔平、金岡鐘局

「高密度構造に起因するコア架橋型星型ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)の特異的温度応答挙動」

 

3Pa033 ◯森村光稀、伊田翔平、金岡鐘局

「RAFT重合誘起組織化を利用した架橋ドメイン構造を有するヒドロゲルの設計と空気中における熱応答特性」

 

3Pb034 ◯戸田翔伍、伊田翔平、金岡鐘局

「温度応答性自由末端鎖を高密度に有する星型ポリマーを架橋点に持つポリアクリルアミドゲルの合成と特性」

 

1H17 ◯Komol Kanta Sharker*, Yuri Toyama, Sayuri Takeshima, Shokyoku Kanaoka, Shohei Ida, Shin-ici Yusa*(*兵庫県大院工)

「Temperature responsive behavior of PNIPAAm star polymer in aqueous solution」

 

3Pc089 山崎誠司*、伊田翔平、金岡鐘局、◯山口浩靖*(*阪大院理)

「酵素を導入した刺激応答性高分子により促進されたカスケード反応」

 

 

また、27日から28日まで福井フェニックスホテルで行われたゲルワークショップ イン 福井にも参加しました。

今回のワークショップは初めて「国際ワークショップ」として開催され、原則英語での講演・ポスター発表となりました。

こちらではM2の竹島さんと森村さんがポスター発表を行いました。

 

福井駅前には恐竜が・・・

9月13日に大阪産業技術研究所(森ノ宮センター)にて行われた粘着研究会第169回例会で講演を行いました。

 

伊田翔平

「精密重合化学を基盤とした機能性ヒドロゲルの構造設計」

http://www.adhesion.or.jp/seminar/seminar_detail/6/1/44

 

粘着研究会は日本接着学会に属する研究会のひとつです。

少し分野の違った話でしたが、参加された方の参考になっていれば幸いです。

9月5日〜6日に、野洲の希望が丘ユースホステルにて県立大学高分子合同研究会(キャッスルミーティング)を開催しました。

昨年12月に京都で開催したのに続き、兵庫県立大学の遊佐先生の研究室とともに今回は1泊2日の合宿形式で行いました。

研究室からはM1の疋田くんと戸田くんが通常の口頭発表を行っただけでなく、修士は全員がポスター発表、4回生は全員が卒論に向けた研究計画発表を行いました。

また、ミャンマーから来日されている先生に特別講演をしていただきました。

泊りがけでやったことでいろいろな話ができたでしょうし、普通の学会とは異なる楽しい会となったかと思います。

特別講演の様子

 

4回生の計画発表は2グループに分かれて。

 

夜はBBQでした。