プリンスオブペルシャ | ヲタクの生きる道

プリンスオブペルシャ

ハード・・・Xbox360
ジャンル・・・アクション
クリアまでのプレイ時間・・・25時間

 1)オススメ・・・10
 2)ツボ・・・
 3)システム・・・
 4)グラフィック・・・10
 5)シナリオ・・・10
 6)音楽・・・
 7)演出・・・10
 8)キャラ・・・
 9)バランス・・・6
10)独自性・・・

合計・・・91点
<総評>
複雑な立体構成のマップをジャンプや壁移動などを駆使して駆け回る移動型アクションゲーム戦闘シーンも独特で、必ず敵1体vsプリンス&エリカ。様々なコンボやマップ内のギミックを活用しながら敵を倒す。常にパートナーであるエリカと行動を共にし、2段ジャンプ目に力を貸してくれたり、戦闘でのピンチを助けてくれたり、戦闘コンボを協力してつなげたりと、ツーマンセルが非常に重要なものとなっている。ストーリー演出や、マップのギミック演出など、ワクワクドキドキさせる演出は非常に見事で、次へ次へと進みたくなる。またクリアとは関係ない要素として光の種集めがあり、クリアに必要な個数以上に、パーフェクトに集めようとすると、俄然、立体構成マップの意味が大きくなる。複雑に入り組んだマップは探索意欲をそそり、発見こそがこのゲームの最大の魅力ともいえる。
唯一バランスについてあまり高く評価しなかったのは、アクションなのに、このゲームにはゲームオーバーがないこと。マップは複雑に入り組み、落下したら即死というバランスは、このゲームにあってないと思うので、移動シーンに関するバランスはこれで大賛成だが、戦闘シーンでもゲームオーバーがないのはちょっと・・・と思う。主人公がどんなにやられても決して死ぬことはなく、敵へのダメージが回復することや画面が見えにくくなるというリスクだけなので、戦闘が下手ならやたらと長引くのみで、戦闘シーンに緊張感が薄い。戦闘シーンだけはゲームオーバーがあったほうがよいと思った。
グラフィックはいわゆる洋ゲーっぽくなく、イラスト調なので、感情移入しやすいと思うし、けっこうキャラも魅力的だと思う。そのグラフィックはとんでもなく綺麗で、立体構成から見える遠くの景色に心が奪われることもしばしば。あと忘れてならないのは親切丁寧なローカライズ。プリンスとエリカのセリフ量は膨大で、ローカライズしてくれた方々にはマジ尊敬です。
というわけで、バランスはちょっと・・・てかんじだが、その他は最高レベルの完成度で、万人受けタイプのアクション。超オススメです!!


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