やっとのことで予約が取れたのでお伺いしました
ここまでの道のりは長かったぁ~(笑)
小林かなえさんのカフェです
こちらのデセールパフェは完全予約制
週に四日で一日に7席だけ
ネット予約ですが見事なほど予約取れません
よくわからないまま初めて予約したときは
苺のパフェだったのですが
キャンセル待ち116番目という
絶望的な待ちでした
アメリカンチェリーとグリオッティーヌチェリー
では、素敵なデセールパフェを紹介します
予約の7名が揃ったところで一斉スタート
私の席の前にはきれいな紫陽花
カヌレの型に錠剤みたいものを入れると
かなえさんがお水を注いでくださいます
するとそれはおしぼり!
さくらんぼとライチのリキュール
口に近づけるとほんのりライチの香り
次にかわいい焼き菓子
シンプルな器にさくらんぼのクリームサンド
あっさりとした甘さです
ここからお楽しみのさくらんぼのパフェ
1930年代の美しいアンティークグラスに
作業工程を丁寧に説明をしながら
かなえさんがパフェを作っていきます
一番底にはルビーグレープフルーツのジュレ
そしてレアチーズクリームは仏産チーズを使い
泡立てない生クリームに無糖ヨーグルト
タルトなどに使うグラハムクラッカー(全粒粉)を割り入れて
アメリカンチェリーをいっぱい
またレアチーズクリームにチェリーのソース
上のほうには100度のオーブンで
7時間も焼いたというカリカリのメレンゲ
キルシュを使った生クリームに
ラムレーズンアイスのチェリー版のアイス
これがめっちゃおいしい
これでもかとチェリーをのせてずらっと7席分のパフェ
最後にピンクの飴細工の飾りで完成
見てるだけで幸せなパフェ
ひとつひとつを手間暇かけて
丁寧につくられてるのが伝わってきます
底のほうのグレープフルーツのジュレが
さっぱりしていて全体のバランスがよいです
びっくりしたのはメレンゲ
今までメレンゲの存在価値が
まったく分からなかったのですが
かなりいい仕事してました(笑)
そして、ピスタチオとチェリーのマドレーヌ
こちらはオーブンから取り出した焼き立てを
型から直接受け取ります
チェリーもフレッシュとお酒に漬けたものと二種
私は断然酒浸しのほうが好みでした
緑茶もピスタチオをイメージした色です
(お抹茶がブレンドされてるそう)
熱々で外がカリッと中がしっとり
とても美味しかったぁ~
お菓子も予約していました
ラムレーズンとマロングラッセの
クリームサンド
こちらのクリームサンドは7,8月はお休みするそうです
お菓子の缶もかわいくて素敵ですが
お店もセンスがよくて素敵空間
置いてあるもののすべてがかわいい
外観は白で赤いスチールチェアが印象的
日本じゃないみたいですね
店内でもかなえさんとご主人(フランス人)から
フランスのお菓子の話などを聞けて
とっても楽しい時間を過ごせます
ご主人は仏語、かなえさんは日本語で
会話が成立していくのもおもしろいです
季節によってパフェの素材が変わるのですが
次は桃、そのあとはシャインマスカット、マロン、
冬にはチョコレート三昧のパフェを予定されているそうですよ
http://www.kanaekobayashi.com/